昭和51年(1976年)発売、セパレート式ブック型の高級機種で、発売価格14,800円と当時としてはかなりの小型ポータブルラジオです。
発売の翌年・昭和52年(1977年)には グッドデザイン20周年記念通商産業大臣賞を受賞しました。
・操作機構の突起がない、スリムなボディがポイント。
・当時としては斬新なスタイリングと洗練されたデザインで、他アイテムとの差異化を図りました。
・設計上、特に留意されたのはチューナーとスピーカーの投影面積比で、アクセントとなるジョイント部には精度の高いワンタッチ着脱タイプを使用。レリーズバーもデザイン上の新しいデバイスとして取り込まれています。このクラスとしてはスピーカーが大きいのでサウンドも良好。
なお、ICF-7500は、セパレート式通勤ラジオのシステムを最初に導入したモデルとしても有名です。
◆生産国は日本製。
◆左側にはストラップが付きます。