こちらの商品は、「Made in Occupied Japan」第二次世界大戦終戦直後のアメリカ軍占領下日本で製造された赤茶色のブリキ製のおもちゃの飛行機です。具体的な飛行機の機種は不明の「アメリカ軍」の戦闘機です。昭和20年代の貧しかった時代に駄菓子屋等で売られたチープなブリキおもちゃですが、素朴な創りながら味があると思います。
このおもちゃの両翼サイズ:約113mm、主な素材は機体本体と4発プロペラ共にブリキプレスで一体構造です。前方には機関銃のようなパーツが付いています。またタイヤは当時日本ではゴム物資が不足していたのか、ブリキを丸く左右にプレスし結合して造られた車輪が3つ付いています。ちなみに、この小さなサイズの日本製おもちゃのタイヤは、その後ゴムやプラスチックへと変遷して行きました。
保存状態は、翼に付く「アメリカ軍」のマークが片方外れている以外、破損や潰れた個所はございませんが、擦り傷や錆、経年汚れはあります。この時代の品としては良好です。
*冒頭に記載のサイズ(g)は、商品出荷時の梱包目安総重量(グラム)です。
Rev.: 2018-12-20 (木曜日)