当店
ぱれっとストアでは、とても人気のある日本製・SONYのヴィンテージ・ポケットラジオ受信機です。スタイリッシュなデザイン性に優れ、まるで小型の無線通信機のような外観の10石トランジスターラジオは、”SONY TFM-4500モデル FM/AM 2BAND TRANSISTER RADIO”、1973年型です。
▼参考画像:1973年発売当時のソニーカタログです。当時のカタログには『好感度設計、タテ型のFMラジオ。FM/AM好感度ポケッタブル
TFM-4500 \7,800』と製品タイトルには『好感度』が2回も登場します。当時、ソニー製ラジオの自信作だったことが窺がえます。
▼受信周波帯はAM放送& FM放送 =2BANDで、チューニング(選局)つまみと電源OFF/ON・ボリュームつまみが共に本体上部(頭部)に付いているのが特徴です。
◆FM放送用のロードアンテナは背後右隅に付いています。アンテナは下向きから180度回転させて上向けにして取り出す方式です。
アンテナの先端の赤いルビー色の球体がアクセントになっています。
《製品の仕様スペック》
■メーカー:ソニー株式会社
■型番:Model No.TFM-4500
■受信:FM:75〜90MHz
AM:530〜1605kHz
IF 455kHz
■電源:角型乾電池006P 9V 1本
■外寸:約 13cm X 約 7cm X 約 4cm
■発売時期:昭和48年(1973年)3月21日発売
■発売時価格:7,800円
■製造国:"Made in Japan" 日本
《商品の動作状態》
●1973年に発売されたラジオ受信機の中古品です。
●本体頭部にある
電源OFF/ONスイッチ・ボリュームのツマミはスムーズに回ります。
●ボリュームの音量ツマミは、小さな音から大きな音まで操作出来ます。
●チューニング(選局)ダイアルはスムーズに回ります。
●東京都板橋区内のこちらの事務所における受信状況は、AM(中波)=NHK第1、NHK第2、TBSラジオ,AFN (American Forces Network) ラジオ(アメリカ軍放送)、文化放送など中波の各局、そしてFM放送=NHK-FM、J-WAVE、FM-TOKYOなどの受信を確認しました。
●受信状態は AM放送及びFM放送 ともに好調です。
●元箱、ケース、取扱説明書、イヤフォン、乾電池は付きません。
●当店では、1973年発売時の製品性能を保証するものではございません。
《商品の外観状態》
●1973年に発売された中古品ですが、比較的綺麗な状態です。
●本体の外観は大きなダメージはなく、小さな擦りキズがある程度です。
●金属製ツマミには金属腐食や気になる銀色アルミ金属の上部(頭部)表面のベタベタ感やザラザラ感はなく、滑らかで良い状態です。
●FM放送用のロードアンテナは先端まで真っ直ぐに伸びますが、ロードアンテナ先端部分は交換されています。
●乾電池ボックスの内部のスポンジは、経年劣化のため新しいスポンジに張り替えてあります。
●本体の左側には、携帯ストラック紐(黒色)が付いています。
●ラジオ本体の底(アルミ板)の乾電池ボックスの蓋はワンタッチで開閉出来ます。
●乾電池ボックスの内部に液漏れはなく、綺麗な状態です。
●ソニーの製造シリアル番号は、乾電池ボックス内部にあります。
●当店では、1973年製造時の性能を保証するものではございません。
▲ラジオ本体の裏面(背後)です。
ロードアンテナは背後の隅に付いています。アンテナは下向きから180度回転させて上向けにして取り出す方式です。
アンテナの先端の赤色クリスタルの球がアクセントになっています。
ラジオ本体の左背後の左下の隅に見える白い物は、ロードアンテナを折り畳んだ時に固定する爪です。
◆こちらの商品は、発売から半世紀近く経った今でも人気のあるヴィンテージ・トランジスターラジオです。全体的に良く纏まったしっかりとした作りで、さすが1970年代前半の ”
Made in Japan/メイド・イン・ジャパン”、”
SONY”製品という感じです。
▲キャビネットの内側を覗く
(大きく拡大した画像です。)
この10石TRラジオの内部調整・清掃中に気が付いたことですが、一見、ポリバリコンが見当たりません。
ポリバリコンは円筒ダイアルドラムの中に隠れていたのです。小さなラジオですが、なかなか面白い凝った造りだと感心しました。
《その他の特記事項》
●電池ボックスの内側には「シリアル番号」表示があります。
*なお、上記に記載したサイズは商品梱包(宅急便)出荷時の見込み総重量(g)です。