こちらの商品は、現状稼働出来る1980年代の懐かしいCOM-TALK製CT-998型無線機／トランシーバー（日本製品）です。2台セット、COM-TALKの純正レザーケース（黒色）付きです。市民バンド：ＦＭ帯、周波数は27Mc、１チャンネル、出力200ミリワット。スリムなデザインです。使用電源はそれぞれ角型乾電池（Ｐ006）９Ｖ１本です。
主な仕様：電子回路は、1 IC（集積回路）・8トランジスター・5ダイオード・1 LEDの構成で、内蔵スピーカーは直径28mm、本体サイズ：幅52mm 高さ155mm 厚み22mm、重量：200g。なお肝心な通信距離（元箱の英文説明には）："Range:1-2km、Open field."と記載されていましたが、障害物のない平原で1〜2km交信が可能なのかは定かではございません。
▼本体の背面には、メーカー出荷時の品質合格の丸いシールがあります。
▼本体頭部の四角いホワイトボタンは『コール（呼び出し）』ボタンです。
今から35年ほど前、弊社の社内リクリエーションで山中湖へ遊びに行ったとき、弊社の社長が東京・新宿の「カメラのさくらや」で購入した2台セットです。以来、社内の総務部の引き出しで眠っていた比較的綺麗な状態の日本製トランシーバーですが、1980年代中期の旧式で今となっては実際あまり実用的ではないと思います。
《製品仕様》
Country: Hong Kong
Manufacturer / Brand: Unknown - CUSTOM BUILT: Hong Kong (HK)
Year: 1983 ??
Category: Citizen Band Equipment
Number of Transistors: 8
Semiconductors Main principle: Transceiver; ZF/IF 455 kHz
Wave bands: Short Wave (SW only)
Power type and voltage
Dry Batteries / 1 x 9 Volt
Loudspeaker: Permanent Magnet Dynamic (PDyn) Loudspeaker (moving coil) / Ø 2.8 cm = 1.1 inch
Power out: 0.1 W (undistorted)
Material: Plastics (no bakelite or catalin)
from Radiomuseum.org: Model: Handheld Miniature Transceiver Com-Talk CT-998 - Unknown - CUSTOM BUILT: Hong Kong
Shape: Very small Portable or Pocket-Set (Handheld) < 8 inch.
Dimensions (WHD): 52 x 155 x 22 mm / 2 x 6.1 x 0.9 inch
Notes: 1-IC, 8 Tr, 1 Led, 5 Diodes.
※以上、『ラジオ博物館』ウエブサイト
（https://www.radiomuseum.org/）より抜粋。
ここで気付いたことは、この製品本体には「日本製」と表記がありますが、「ホンコン製」として紹介されています。更に、紙箱の印刷では出力は「200mW」と表記がありましたが、「100mW」となっています。両者異なっています。
《商品の状態》
・昭和59年製、比較的綺麗な中古品です。
・本体の破損、ベタベタ感はありません。
・ロッドアンテナの先端もあり、アンテナは真っ直ぐに伸びます。
・本体の内部は電池液漏れななく綺麗な状態です。
・東京都板橋区の社内での交信状況は、通話・交信出来ましたが、事務所から外に出ての交信テストは行っていません。
・交信呼び出しブザーは、正常に鳴ります。
・インジケーターランプ（ON AIR BATT CHECK）は、赤く点灯します。
・元箱、説明書、乾電池は付きません。
・純正のレザーケースおよびストラップ紐が付きます。
・付属するレザーケースは綺麗な状態です。
参考ウェブサイト（英文）：
https://rigreference.com/rigs/4598-ct-998
▼本体中央にある"ON AIR BATT CHECK" ランプ
＊冒頭に記載のサイズは、商品出荷時の梱包目安総重量（g）です。
特記事項：こちらの商品には元箱、説明書、乾電池は付きません。
当店で1984年発売当時の性能を保証するものではございません。また、こちらの商品に関する操作方法、ヘルプ、メンテナスは致しませんので予めご承知くださいませ。
