こちらの商品は、光海底ケーブルの敷設・埋設や修理・メンテナンスを行うための日本国籍の作業船『KDD オーシャンリンク 』丸の竣工記念模型(非売品)で、縮尺1/800スケールです。実物は総トン数:9,510トン、全長:133メートル、山口県下関市の三菱重工業株式会社の下関造船所で、1991年8月1日進水、1992年2月28日に就航しました。現在は、KDDからKDDIに社名が変わりましたが現役です。
▼これは、この KDD OCEAN LINK 丸の合金模型の本物の姿です。
◆この船の全長は、:133メートル、総トン数9,510トン。
このKDDオーシャンリンク(KOL)丸は、先代のKDD丸につづく、光ファイバーの海底ケーブルで世界をネットする、最新鋭ハイテク船で、光海底ケーブルの敷設・埋設や修理・メンテナンスを行うための作業船です。
◆このKDDの作業船は、進水・竣工の記念モデルとして関係者に贈られたディスプレー展示用模型です。主な材質はダイキャスト合金で、
細部にわたり塗装が施されています。船体は木製台座の上に固定され、アクリールのケースが被さっています。ケースサイズは横約:21cm
X 幅約:7cm X 高さ約:11cm です。保存状態は破損個所はなく、良好です。なお、当時の白い紙の外箱と関係者宛の御礼状は紛失しています。
◆この模型の縮尺1/800スケール。主な材質は、ダイキャスト合金。
この記念モデルには、木製台座の表面に貼られた長方形をした金色の銘鈑には、『進水記念』と『竣工記念』の2つのバージョンあります。
なお、船体は両者同じです。
▼三菱重工版:「進水記念 平成3年8月1日 1/800 三菱重工業株式会社 下関造船所」の銘鈑
▼KDD版:「平成4年2月28日竣工 1/800 国際ケーブル・シップ株式会社」の銘鈑。こちらの商品は、『竣工記念』モデルです。
参考まで、国際ケーブル・シップ株式会社(KOKUSAI CABLE SHIP CO., LTD. (KCS))は海底ケーブルの建設や保守、
それらに付帯する電気通信工事の設計施工などを行う企業で、KDDI100%出資の会社です。このKDDIオーシャンリンクと
KDDIパシフィックリンクの2隻の海底ケーブル敷設船を保有しています。
Rev.: 2019-6-3 (月曜日)