商品詳細

三洋電機 8S-P3型 2バンドスーパー(中波/短波) 東芝製8石トランジスタ採用ラジオ受信機・1959年日本製 [Item No.PU23J705]

販売価格: 23,000円(税込)

サイズ: 1800g

商品詳細

こちらの商品は、昭和34年(1959年)に三洋電機から発売された8S-P3型 2バンド(中波/短波)8石トランジスタラジオ受信機です。サンヨーの初期のトランジスタラジオの一種で、外観は四角四面のキャビネットケースに、クロムメッキ仕上げの金属フレーム、幾何学模様のスピーカーカバーはシルバーメッキの金属製、傾斜のあるチューニングメーターはお洒落です。ただこのチューニングメーターが斜めに走るデザインは、昭和30年ころの松下電器の真空管式ポータブルラジオに似たモチーフを彷彿します。銀色の金属メッシュプレートの左上には、王冠マークと"SANYO"の長方形エンブレムが付き高級感を演出しています。


▼王冠マークと"SANYO"の長方形メタル(金属)製エンブレムが付き高級感を演出しています。



▼1959年当時流行したずっしりと太いロッドアンテナが付いています。


ラジオ本体内部プリント基板を観ると、採用されているトランジスタは自社製品でなく東芝製で、しかも初期の黒色トランジスタとなっています。背面には少々大きいスライド式バンド切り替えスイッチが付きます。背面の蓋は裏蓋と電池ボックスの蓋を兼ねています。 


▼電源はDC-6Vですが、BL-104(4AA)積層乾電池1本またはMU-3単三乾電池4本の兼用です。


▼スピーカーに描からたロゴマークは、1958年(昭和33年)〜1960年(昭和35年) まで使用された。


▼蓋の内側に貼られたアルミプレートタイプの銘鈑ラベル


▼放熱効果の窓も多数ある裏蓋は電池ボックスの蓋との兼用で、受信バンド切替スイッチもある。


▼全長15cmの小さな本体の割には、太いタイプのロッドアンテナが採用されています。 


《製品仕様》
・名称:三洋電機
・型番:Model No.8S-P3
・受信バンド
  MW:535〜1605 kc
  SW:3.9〜12.0 Mc
・回路:スーパーヘテロダイン
・トランジスター:8 Germaniumトランジスタ(いずれも東芝製)2SA93、2SA92、2SA53、2SA49、2SB54、2SB54、 2SB56、2SB56
・電源:DC-6V /単三乾電池 4本
・無歪出力:400 mW
・スピーカー直径:80mm 7Ω
・適用イヤホン:3.5mm口径プラグ
・外寸サイズ:150mm x 80mm x 45mm  
・生産国:Made in Japan
・発売価格:現金正価12,500円(定価13,000円)
*「現金一括払い」と「月賦・分割払い」の二通りの金額が提示されていました。
・発売時期:昭和34年(1959年)

《商品の状態》
・1959年製、発売から60年以上経つの中古品ですが、当時の品としては比較的きれいな状態です。
・当店では、1959年メーカー製造時のラジオ性能を保証するものではございません。
・青いキャビネットケースに銀色の幾何学模様のスピーカーカバー、フロントグリル、裏蓋には擦り傷や経年汚れがありますが、割れ目や欠けたダメージはなく、光沢のある綺麗な状態です。
・ラジオ内部も電池液漏れや青カビ等はなく、綺麗な状態です。
・ロッドアンテナに錆はなく、綺麗な状態です。アンテナの傘(先端金属パーツ)は付き、曲がりはなく、真っ直ぐに伸びます。
・各つまみ、ダイヤル、スイッチ、メーター類はすべてスムーズに稼働します。
・東京都板橋区における3日間の清掃・調整期間中を通して、受信状況は、ロッドアンテナは伸ばさずにNHK第1、NHK第2、AFN (American Forces Network) ラジオ(アメリカ軍放送)、TBSラジオ、文化放送と言った東京首都圏のラジオ各局を良好な状態で受信出来ました。
・元箱パッケージ、取り扱い説明書、乾電池、イヤホンは付きません。

*冒頭に記載のサイズは、商品出荷時の梱包目安総重量(g)です。



追加の写真

画像: 三洋電機 8S-P3型 2バンドスーパー(中波/短波) 東芝製8石トランジスタ採用ラジオ受信機・1959年日本製
三洋電機・8S-P3型 2バンドスーパー(中波/短波)8石トランジスタラジオ受信機・1959年日本製

※一般的な20センチ以上あるポータブルラジオと比較すると、全長15センチで小さくコンパクト。

画像: 三洋電機 8S-P3型 2バンドスーパー(中波/短波) 東芝製8石トランジスタ採用ラジオ受信機・1959年日本製
三洋電機・8S-P3型 2バンドスーパー(中波/短波)8石トランジスタラジオ受信機・1959年日本製


                          ▲本体の右下にある四角く黒い窓はボリュームの音量数字を観る窓になります。
画像: 三洋電機 8S-P3型 2バンドスーパー(中波/短波) 東芝製8石トランジスタ採用ラジオ受信機・1959年日本製
三洋電機・8S-P3型 2バンドスーパー(中波/短波)8石トランジスタラジオ受信機・1959年日本製

※この商品に乾電池は付きません。

*冒頭に記載のサイズは、商品出荷時の梱包目安総重量(g)です。

三洋電機は1947年に創業、1949年に会社として設立されました。最初は松下電器の工場を借り受け、自転車用発電機のライトを製造しました 。1952年には日本初のプラスチック製ラジオ受信機、1954年には日本初のパルセータ式洗濯機を製造しました。 サンヨーの名前は、大西洋、太平洋、インド洋を越えて世界中で自社製品を販売するという創業者の野望を示す日本語の3つの海を意味します。
米国のチャンネル・マスター社とOEM製造契約を締結し、1959年本格的にトランジスタラジオの海外展開を北米市場を主軸として世界展開を開始した。
参考までに、ウキペディア三洋電機の英語版ウェブサイト https://en.wikipedia.org/wiki/Sanyo この当該8S-P3型ラジオ受信機が掲載されています。
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