こちらの商品は、かつてイタリア・トリノ市にあった老舗・大手の金属おもちゃメーカー『マーキュリー』社の製品番号:401のフィアット G.59 チェンタウロ(Fiat G.59 Centauro) 1942年のダイキャスト合金ミニチュアです。1950年初頭に発売された当時物で、縮尺1/250スケール、全長約5cm、全幅約6cmです。保存状態は若干の擦り傷や経年汚れがあります。プロペラ、車輪や小さなパーツは健在です。この時代の品としては比較的綺麗な保存状態です。
◆単発ながら珍しい4枚の(DINKY-TOYSは2枚ですが、)プロペラです。プロペラの素材はステンレスアルミ製です。
この実機フィアット G.59 チェンタウロ(Fiat G.59 Centauro)は第二次世界大戦中にイタリアが開発・製造した戦闘機で、フィアット G.55型の発展型。原型機は1942年4月30日に初飛行し、それまでの戦闘機より格段に高速で運動性も良く、パイロットたちから高い評価を得たようです。
▼イタリアの老舗・大手の金属おもちゃメーカー『マーキュリー』
https://en.wikipedia.org/wiki/Mercury_(toy_manufacturer) は1939年〜1974年まで創業しました。
第二次世界大戦前後はドイツの鉄道+自動車模型メーカーMARKLIN社のイタリア代理店も兼ねていました。
主にイタリアの乗用車のミニカーを製品化していたことから、1950年代初期のミニチュア飛行機は種類も
生産ロットも少なく、今日たいへん希少になっています。
この『マーキュリー』のロゴマークが意味するように本来はイタリア・トリノ市で、フィアットやランチアなどの
本物の自動車の金属加工精密部品を製造していた金属加工会社です。
*冒頭に記載のサイズは、商品出荷時の梱包目安総重量(g)です。
Rev.:2019-10-01 Tuesday.