商品詳細

東京・下町の老舗おもちゃメーカー・アルプスの最後のブリキ製品『酒のみ木こり』・電動モーター内蔵・稼働品 [Item No.PU19OCT-05]

販売価格: 15,400円(税込)

サイズ: 800g

商品詳細

こちらの商品は、日本のおもちゃメーカー・ALPS(アルプス)製のブリキ玩具『WOODCUTTER』です。モデルは、たくましい体つきの木こりのおじさん。ウィスキー瓶を片手に木株に座り、くつろいでいる様子です。電源スイッチを入れると、内蔵の電動モーターが回転し始めギアボックスと連動し、ジャラ^^♪ジャラ^^♪...とギア音を響かせながら、ウィスキー瓶を持つ右手と、続いて顔を上げるため、まるでウィスキーを飲んでいるかのよう。お酒を堪能した後は、木の棒の斧を持つ左手を上下に動かし、お酒の味にひたっているかのような動きを見せます。





このおもちゃの注目点としては、ブリキ部品の約120工程に及ぶプレス作業を経て完成された製品はブリキのおもちゃ職人の技といえる丁寧な仕事がなされており、古き良き時代のアメリカのカントリーライフを彷彿とさせる出来栄えです。首元など、本体に擦り傷はありますが、目立ったサビはほとんどありません。ブリキのおもちゃ職人による手作りの味と人形のユーモラスな動作をお楽しみください。





《製品仕様&備考》
・メーカー:ALPS(アルプス)
・製品名称:WOODCUTTER
・動作仕様:小型電動モーター内蔵
・電源:1.5V(単2乾電池1本使用)
・サイズ:高さ15.5cm×幅10cm×奥行き10cm
・主な材質:ブリキ(ティーンプレート)
・製造国表示:MADE IN JAPAN(日本製)
・コンディション:中古品につき、画像では見えない経年汚れや擦り傷、錆等があります。元箱、説明書、乾電池は付きません。
・木の棒の斧(1本) ※斧の部分はプリントされたブリキ加工です。

*冒頭に記載のサイズは、商品出荷時の梱包目安総重量(g)です。

Rev.:2019-10-2 Wednesday.

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画像: 東京・下町の老舗おもちゃメーカー・アルプスの最後のブリキ製品『酒のみ木こり』・電動モーター内蔵・稼働品
東京・下町の老舗おもちゃメーカー・アルプスの最後のブリキ製品『酒のみ木こり』・電動モーター内蔵

※帽子を被った木こりが、木株に座り、ウイスキーを瓶ボトルごと飲んでくつろいでいる様子をユーモラスに製品化した電動モーター式おもちゃです。                      
画像: 東京・下町の老舗おもちゃメーカー・アルプスの最後のブリキ製品『酒のみ木こり』・電動モーター内蔵・稼働品
東京・下町の老舗おもちゃメーカー・アルプスの最後のブリキ製品『酒のみ木こり』・電動モーター内蔵

                         ※乾電池交換はおもちゃ本体の台座の裏にある丸い金属キャップを開いて行います。なお、単二乾電池は付きません。
画像: 東京・下町の老舗おもちゃメーカー・アルプスの最後のブリキ製品『酒のみ木こり』・電動モーター内蔵・稼働品
東京・下町の老舗おもちゃメーカー・アルプスの最後のブリキ製品『酒のみ木こり』・電動モーター内蔵

ALPS(アルプス)沿革
1920年代の日本製玩具の世界的シェアは1918年に第一次世界大戦でドイツが敗北したことでほぼ独占していた。その当時、日本アルプス玩具(後のアルプス商事)もブリキ製のおもちゃのメーカーとしてを創業を開始。すると1923年には関東大震災で東京の玩具工場が壊滅状態に遭ったことで受注が急増し、とりわけゼンマイ駆動で動く様々な稼働玩具の製造・販売に力を注ぎ、北米や西欧へ進出、輸出を行った。
昭和27年にアルプスにより発売された、アメリカ車「1951年式ビュイック・セダン」Electromobileの電動式単一乾電池2本で走行し、ヘッドライトが光るブリキ自動車は、日本初の電動モーターを内蔵したブリキ玩具と言われています。

また、アルプス社長の一志定美氏は、日本の老舗の玩具メーカーの代表取締役と共に全盛期には東京輸出金属玩具製造問屋協同組合の副理事長を務めた。
1950年代に最盛期を迎えたブリキ玩具は、製造コストの高騰、複雑な製造工程から1970年代になると生産は激減しましたが、1980年代以降のレトロブームの到来でブリキのオモチャが見直されてマニアの間でコレクション・アイテムとして高額で取引されるなど人気が沸騰しました。1980年代の再ブーム到来により、かって数々のブリキ玩具を製造して来たアルプスが、持てる技術を結集して満を持して製造・販売した製品がこの当品『WOODCUTTER(邦名:酒のみ木こり)』ならびに『FARMER(邦名:切り株に腰をかけパイプを吸う農夫)』です。

この2種がアルプス社の最終のブリキ玩具となります。その発売から40年ほどが経ちましたが、当時の販売価格は、とても高額で1950年代に最盛期を迎えたオリジナルのブリキ玩具のプレミアム価格と遜色ない位の値段で、『FARMER(邦名:切り株に腰をかけパイプを吸う農夫)』12,000円、『WOODCUTTER(邦名:酒のみ木こり)』12,960円でした。
アルプスは1980年代以降も動物のフェルト生地(毛)稼働ぬいぐるみや 電動のプラスチック製山形新幹線などのおもちゃを発売しましたが、現在はブリキ加工技術を生かして金属加工の会社として存続しています。

▲東京・下町の老舗おもちゃメーカー・アルプスの最後のブリキ製品『酒のみ木こり』・電動モーター内蔵

*冒頭に記載のサイズは、商品出荷時の梱包目安総重量(g)です。

Rev.:2019-10-2 (水曜日)
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