こちらの商品は、世界最古のダイキャスト鋳造メーカーDowst Brother（ダウスト・ブラザーズ）社TOOTSIETOY（トッツイトイ）の製品、"LOW WING PLANE" 2 Seater open cockpit （2座席のオープンコクピット）の単葉機フェアチャイルド（Fairchild ）21型のミニチュアです。このミニチュア全長約７cm、ボディ及びプロペラはダイキャスト合金、主翼はティーンプレート（ブリキ）、タイヤは金属製です。
◆2 Seater open cockpit （前後2座席のオープン・コクピット）
◆胴体は亜鉛合金製、そして主翼はティーンプレート（ブリキ）製、タイヤは金属製です。
◆保存状態は経年擦り傷や汚れはありますが、1932年の品としてはたいへん良い状態、オリジナル品です。なお、当時アメリカではドラッグストアー、日本で言う雑菓子屋と薬屋が一緒になった店頭にむき出しで販売されたため、元箱パッケージはございません。
◆本体の裏側には、"TOOTSIETOY"のブランド刻印と「アメリカ製品」の表記があります。
▼参考画像：当時のカタログ Early Tootsietoy Aircraft, Dowst the catalogue number of 0119
※出典、この米国・TOOTSIETOYについては英語版ウェブサイト『トッツイトイの歴史 創業初期の航空機モデル』
http://www.tootsietoys.info/Tootsietoys-Aircraft.html で情報公開されいます。
カタログ最上段左側： LOW WING PLANE No.106
▼参考画像：フェアチャイルド（Fairchild ）機の実機写真 LOW WING PLANE
◆参考画像：フェアチャイルド（Fairchild ）機の実機写真 LOW WING PLANE
◆参考：このフェアチャイルド（Fairchild ）社は、1925年から2002年まで活動したアメリカの航空機メーカーで、1930年代初めの世界的な大不況は航空会社からの旅客機の受注を激減させたので、フェアチャイルド社は個人顧客向けの信頼性が高く頑丈な小型の機体の開発を目論んだ。1931年「2 Seater」と呼ばれる2座席のフェアチャイルド22型はある程度成功し、1932年に初飛行したフェアチャイルド24型は操縦性の良さと居住性で人気を集めることができた。1928-1930年、それ等の前身となる機がフェアチャイルド21型（FT-1）2座席の単葉機です。また、1928年にアメリカから日本陸軍が購入した航空撮影・測量偵察機FC-2型もフェアチャイルド社製の単葉機です。
Rev.: 2019-11-22 (金曜日）
