こちらの商品は、1981年に
東北パイオニアから発売されたSPR-100
ソーラーAMレシバーです。充電用太陽電池1個及び電源用コンデンサー2個を電源としているため、乾電池は不要です。製品サイズは高さ:95mm X 横:63mm X 厚さ:17mmのミニチュア・サイズです。長年、トランジスターラジオのコレクターが所有していたため、使用頻度が少ない中古・良品です。当時の元の2.5mmプラグ径イヤホンと共に衛生上、新品のソニー製2.5mmプラグ径イヤホンの一箱付きます。
■"MADE IN JAPAN" ラジオを支えた東北地方
1970〜1980年代、ソニーはラジオの生産を次々と海外・アジア圏へとシフトしましたが、ポケット型イヤホン式通勤ラジオやBCLワールドバンドレシーバーなどの一部の高級機については2018年まで長きに渡り、東北地方の十和田オーディオ株式会社(秋田県小坂町)に製造を委託して全て『SONY』ブランドで販売して来ました。ラジオマニアには「十和田製」と呼ばれていました。
同じく、東北地方には1966年からパイオニアのヘッドフォン、マイクロフォンなどの家庭用音響製品を2010年まで製造していた東北パイオニア株式会社(山形県天童市)があります。現在はパイオニアの子会社、今は自動車に内蔵するオーディオ用スピーカーユニット)を製造する。その東北パイオニアが1981年に開発・製造したバッテリーソーラーAMラジオ受信機です。当時のパイオニアの花形製品だった「パイオニア・レザーディスク」のロゴマークが描かれています。
《商品の状態》
・1981年に発売された製品ですが、使用頻度が少なく、綺麗な状態です。
・内蔵されているソーラー電池は、40年以上の経年により、発売当初の性能を発揮出来ません。
弊社の事務所の窓際で、快晴時、直射日光下、約3時間充電して約1時間は元気良くAM放送を受信しました。付属の説明書に記載されている発売当初の高性能は発揮出来ません。よって、実用的ではありません。あくまでも、生産量が極めて少なく、現存数も少ない元箱付き『動作品』というラジオ愛好家向けです。
・東京都内板橋区の事務所においてNHK第一放送、NHK第ニ放送、アメリカ軍放送、TBSラジオを高感度で受信出来ています。
・ラジオ本体の外観は、目立つ傷はなく、ほぼ新品です。
・紙の元箱と取扱説明書には部分的に破れや擦れがあります。
▼付属の取扱説明書
・付属品:元箱、内装ケース、取扱説明書、元の中古イヤフォン、ソニー製新品イヤホン
*冒頭に記載のサイズは、商品出荷時の梱包目安総重量(g)です。