こちらの商品は、フランスの老舗おもちゃメーカー
C.I.J.のダイキャスト合金製ミニチュア飛行機、フランスの航空機メーカー
SNCAN/Nord-Aviation(ノール・アビアシオン)社の
、「ノラトラ(Noratlas)」です。実機の初飛行は1949年ですが、このミニチュアは1950年ころの製品です。ただ、このC.I.J.は主に自動車ミニカーを中心に手掛けていたことから、飛行機の種類も、また生産ロットも少なく、今日では大変希少です。今回入荷したアイテムは多少擦り傷はあるものの幸いスチール製双発プロペラや合金製車輪のダメージはなく、保存状態は部分的な塗装剥げ以外は良好です。ただ、紙の元箱は欠品です。
◆このダイキャストのミニチュアの主翼全幅は約11cmです。
Rev.:2021-7-21 (水曜日)
▼参考画像:実機 Nord-Aviation(ノール・アビアシオン)社の「ノラトラ(Noratlas)」2501型機
フランスの航空機メーカー、SNCAN ノール・アビアシオン社によって、1949年10月に初飛行、1953年6月に運用開始したが、その前年の1月9日にノール 2501型機の試作初号機がテスト中に不幸にも墜落し、パイロットは死亡したが、その未亡人によってご本人の「ノラトラ(Noratlas)」と名付けられた。この事故にもかかわらず、「ノラトラ(Noratlas)」は最初の34機分の契約は1953年6月25日までに製造・完納した。フランス空軍は更に追加で174機を発注し、ノラトラの受注総数は208機になった。
この実機
ノール 2501型 ノラトラは、1956年のスエズ危機でフランス政府が中東エジプトへ派遣したフランス軍のパラシュート部隊が、中東エジプトのポートサイド及びポートファウアドの町へ降下作戦したことで有名になった輸送機です。
※乗員:5名、搭乗可能数:兵員45名、パラシュート兵員36名、傷病兵18名、貨物。
全長:21.96 m
全幅:32.50 m
全高:6.00 m
▼参考動画:実機 Nord-Aviation(ノール・アビアシオン)社の「ノラトラ(Noratlas)」2501型機