こちらの商品は、アメリカの老舗玩具メーカーであるERIE Parker-Toy製アメリカ海軍1935年"ノースロップ BT-1"ミニチュア・アメリカ製当時物で、プロペラはブリキ製ながら、胴体、主翼、車輪に至るまでがダイキャスト合金で出来ています。車輪は外に出したままの旧式、その車輪カバーまで再現されたミニチュアです。主翼の全幅10.2cmで手の平に載るサイズです。若干の擦り傷や経年汚れはあるもののこの時代のミニチュアとしては良い保存状態です。
◆搭乗員は前後2人の2座席です。
◆プロペラは、ブリキ製でゴールドの塗装が施されています。
▼主翼にはアメリカ海軍のマークと標記が描かれています。
▼ミニチュアの裏側です。左右のタイヤは無地の亜鉛合金製です。
▼参考画像:"ノースロップ BT-1"実機画像
このNorthrop BT は、アメリカ合衆国のノースロップ社が開発し第二次世界大戦中にアメリカ海軍で運用された艦上爆撃機である。アメリカ海軍は「急降下爆撃機」という新たなコンセプトに基づき、国内の各航空機メーカーにこの新機種の競作を求めた。ノースロップ社ではジャック・ノースロップのコンセプトに基づいてエド・ハイネマンが設計した案を海軍に提示、最終的にノースロップ社の機体が採用された。試作機は1935年8月に初飛行し、55機が生産され、アメリカ海軍航空隊に配備された。アメリカ海軍は改良型のXBT-2の開発を命じたが、ノースロップ社はダグラス社に吸収合併(ジャック・ノースロップ自身は新たに社名の同じ「ノースロップ社」を立ち上げて独立)されたため、XBT-2はダグラス社によって開発が継続され、SBDドーントレスの原型機となった。1941年12月の太平洋戦争開戦後は実戦部隊からは引き揚げられ、海軍の練習機や民間に払い下げられ、競技用機としても運用された。
Rev.:2021-10-18 (月曜日)