こちらの商品は、昭和47年(1972年)の東京コカ・コーラボトリング株式会社の
「SKY & SOUND プレゼント」 のUコン模型飛行機の景品です。今では非常に稀少性が高い模型飛行機です。東京の
コカ・コーラからの依頼で製造を担当したアメリカにある
テスター社は当時トップクラスのプラモデル模型飛行機のメーカーで、この飛行機"Camel"(実機はイギリスのソッピース・アビエーションが開発した複葉戦闘機。第一次世界大戦中、ヨーロッパの西部戦線で運用された。)の縮尺1/24スケールの複葉機
ソッピースキャメル。アメリカの
エンジン・メーカーCox社の049型エンジンが搭載されています。機体は主に塩化ビニール系プラスチック樹脂で、サイズは、主翼幅:約35.3cm、全長:約24.5cm、全高 :約11cmの複葉機です。

◆エンジンは、アメリカ・COX社の0.49を搭載しています。

◆主翼幅は、約35.3cmです。

◆『Uコン』の飛行機は昭和45年前後に流行したエンジン付き模型飛行機です。ラジコン模型ではございません。操縦者を中心軸としたケーブルを繋いだ円径の有線飛行模型です。



◆機体の裏側、腹部です。

◆商品見本『SAMPLE』のラベルがありますが、キャンページ期間終了後に店頭から消えた後、実際に飛行したため、グロー燃料の排気口からの汚れも付着している中古品です。

当時、東京コカ・コーラボトリング株式会社の
「SKY & SOUND プレゼント」 のサンプルでしたが、実際に何度か飛行した
中古の機体です。半世紀に及ぶ長期保存による経年による汚れや色褪せ等ががあり、また翼には歪みのある部分があります。
機体に貼られたシールの一部が剥げ落ちています。その他、部品が紛失しているかも知れません。画像に映る物が全てです。
■実際の飛行には整備・調整が必要で、さらにエンジンの始動には、ラジコン模型店で販売されている
グロー燃料の給油が必要です。





◆エンジンは、アメリカ・COX社の0.49(約0.8cc)を搭載しています。




古いエンジンに観られるエンジン内部ピストン固着はなく、指先でプロペラは回り、エンジン内部でピストンが上下している感触があります。またエンジンの外観もや錆等の腐食は無く比較的綺麗です。




この商品は構成は、機体とUコン用ケーブル、同ハンドルとなり、画像に映る物が全てです。

▼参考画像:当初のこれ等の付属書類は、この商品には付きません。

▼参考画像:当初のこれ等の付属書類は、この商品には付きません。

▼参考画像:当初のこれ等の付属書類は、この商品には付きません。

※なお、当初付属していた箱及び当選の「通知書」・飛行機の第一人者「木村秀政教授推薦」のお言葉書・テスター社の英語の「取扱説明書」・同じく日本語版の「取扱説明書」・当時の模型専門店(名称と住所)の一覧表」は付きません。
このUコン模型には、米国・Cox(コックス)社製の小型模型エンジンです。コックス社の模型エンジンは小型でありながら、非常に高い回転とパワーを生み出します。これは『049』といわれる排気量約0.8ccのエンジンで、小型飛行機や中型のモーターグライダーなどに適しています。このエンジンは燃料タンクが後部に一体となっています。手のひらに載る本格的なエンジンです。眺めているだけでも楽しい模型飛行機用エンジンです。
▼参考画像:超小型で精巧なエンジンながらも、存在感があります。ビッグな大型を得意とするアメリカ人が製品化した超小型の
"MADE IN USA"です。エンジン本体の後部の半球状の部分が燃料タンクです。


参考までに、当時このコカ・コーラの景品には、この黄色い
「ソッピースキャメル」と共にもう一機、赤色の機体の
「アルバトロスDV」も存在しました。
Rev.:2022-2-1(火曜日)