こちらの商品は、1966年(昭和41年)1月に当時 定価14,500円 (現金定価13,800円)で発売されたモデルTFM-110D ラジオ受信機です。今回 8台目となりますが、久々の入荷でしかもソニー純正革製ケース付きです。
ソニーの『ソリッドステート11』 シリーズのモデルTFM-110 (1965年発売)の後継機として登場した3バンド(FM、SW,中波)ポータブル・ラジオです。
SONYの『ソリッドステート11』シリーズの2号機として登場したこのFM-110 Dは、高感度で受信するためか横幅18cmの小さな筐体に沢山の電子部品を詰め込んであり、また何と言ってもトピックスはトランジスター搭載数が11個から12個に増えて改良されたことです。
《商品の状態》
■稼働する中古品です。ラジオ本体には擦り傷やくすみ汚れ箇所があります。
■ラジオ本体に破裂やヒビ割れ箇所はなく良い状態です。
■ラジオ本体の頭部左にある黒色のプラスチックの小さな部品(アンテナを畳んだときアンテナを固定する爪の先端)が数ミリ欠けています。
■音声は綺麗に受信しています。
■アンテナには曲がりはなくほぼ一直線です。先端の赤いパーツも付いています。
■内側の白い電池ホルダーは比較的綺麗な状態です。
■裏側の電池カバー及び留めネジも付いています。
■SONY純正、黒い革製のラジオケースとイヤフォン用ポケットが付属しています。
《動作確認》
■左ツマミ(電源・ボリューム)と右ツマミ(チューニング)共にスムーズに回転します。
*左側の(電源・ボリューム)ツマミは時計周りで電源「ON」です。
■受信状況は東京・板橋区内の事務所において、AM(中波=NHK第一と第二放送、TBSラジオ、文化放送、アメリカ軍放送)、FM(NHK-FM、FM-東京、J-WAVE)の放送を受信確認しました。
■左側の(電源・ボリューム)ツマミは、回転する時に雑音が出ますが、その後は雑音は消えて良好な受信が出来ます。
■左上の赤い「ライトスイッチ」ボタンを押すとチュニーングメーター・パネル内の照明は正常に灯ります。
▼左上の赤いボタン 「ライトスイッチ」を押すとチュニーングメーター・パネル内の照明は灯ります。
▼ツマミの下には”TONE”「高」・「低」の切り替えスイッチ、イヤホンジャック、テープレコーダー接続音声ジャックが装備されています。
▼3バンド(FM、SW,中波)のチューニングメーターです。
ツマミの下にはアダプタージャックがあります。
▼このTFM-110Dの裏側の画像です。電池カバーを外して電池交換をします。
▼SONY純正、黒い革製のラジオケースとイヤフォン用ポケットが付きます。
なお、イヤフォンは付きません。
《外寸サイズ》
本体サイズ:131×180×48mm,
《電源》
DC4.5V 単2乾電池 X 3本
《製造国表示》
Made in Tokyo, Japan / 日本
《製造ラインの期間》
1966年1月〜1967年4月
なお、上記に記載したサイズは商品梱包出荷時の見込み重量です。
*取扱い説明書・乾電池・ACアダプター、イヤフォンは付きません。
*SONY純正、黒い革製のラジオケース・キャリングベルトとイヤフォン用ポケットが付きます。
Rev.: 2016.01.05 Tue.
販売価格:19,500円(税込み)