こちらの商品は、1960年代初期に旧西ドイツの模型メーカーGraupner Modellbauから発売された第一次大戦の複葉戦闘機
『スパッドS.A.2』復座戦闘機のソリッドモデル(木製模型)です。
◆このモデルの主翼は、全幅約93mmです。縮尺は1/72スケールくらいです。
◆機体前方流線形をしたナセル(銃撃士席)の後ろにプロペラとエンジン、その後ろに操縦席があります。
▼参考画像:第一次大戦の複葉戦闘機
『スパッドS.A.2』復座戦闘機の実機
◆『前方流線形ナセル』と『胴体』の間で、プロペラが回転する珍しい戦闘機です。
1914年当時、戦闘機の前方に向けて機銃を搭載するのが望ましいことは既に判明していたが、プロペラ回転圏内から発射可能な
機銃同調装置は未だ実用化されておらず、そこで考案されたのが、このプロペラの前方に流線型のナセルを取り付け、そこに銃手士席を配置したのである。ただし、プロペラ効率は前方のナセルの存在で著しく阻害された。エンジンのスタート時や整備のため、ナセルは上部のロックを外すと、下側のヒンジで前下方に倒せるようになっていた。多くの危険性がある構造であることからフランス軍で当機乗員には不評で、生産は99機。その後の
機銃同調装置の実用化により
『スパッドS.A.2』の戦歴は短く不運なものでしかなかったようです。
※この1960年代初期のソリッドモデルは英語で「西ドイツ製」と書いてあることから東西ドイツが併合された1990年以前に組み立てられたモデルだと思われます。しかし、このソリッドモデルを組み立てたドイツ人は決して上手だとは言えません。日本人の一般的なモデラー(製作者)の方が遥かに腕が良いと思います。
■ソリドモデル
このフランスの
『スパッドS.A.2』戦闘機は、乗員泣かせの第一次大戦時の複葉戦闘機であったが、手の平に載るソリッド(木製)の模型飛行機としてはユニークな構造です。主な素材は木製ですが、先端流線型のナセル(銃撃士席)と胴体前方を連結するフレームや車軸、機関銃は金属製。プロペラはブリキ製。モデルの主翼は全幅約93mmで、縮尺は1/72スケールくらいです。保存状態は経年劣化・汚れ、擦り傷があります。
▼この模型の背面です。
*冒頭に記載の「サイズ」とは、商品出荷時の梱包後の目安総重量(グラム数)です。