こちらの商品は、1960年代初期に旧西ドイツの模型メーカーGraupner Modellbauから発売された第一次世界大戦時のフランスの戦闘・爆撃機
『Breguet19』1924、フランスの航空機メーカー『ブレゲー』19型の縮尺1/48スケールのソリッドモデル(木製模型)です。
◆このソリッド(木製)モデルの主翼は、全幅約180mmです。縮尺は1/48スケールくらいです。
◆この複葉機は、下翼が上翼よりも極端に短いのが特徴です。
◆この戦闘機は前後に2座、操縦席と搭乗員席があります。
▼機体の後方からの撮影。
■ソリド(木製)モデル
※この1960年代初期のソリッド(木製)モデルは英語で「西ドイツ製」と書いてあることから東西ドイツが併合された1990年以前に組み立てられたモデルだと思われます。しかし、このソリッドモデルを組み立てたドイツ人は決して上手だとは言えません。日本人の一般的なモデラー(製作者)の方が遥かに腕が良いと思います。
■保存状態
保存状態は、経年劣化・汚れ、擦り傷等があります。
▼この模型の主翼の裏側に貼られた製作ラベルです。
*冒頭に記載の「サイズ」とは、商品出荷時の梱包後の目安総重量(グラム数)です。
▼参考画像:この戦闘機『Breguet 19』1924年の実機
このブレゲー 19(Breguet 19)はフランスのブレゲーで製造された軽爆撃機、偵察機である。多くの長距離記録飛行に用いられた。第一次世界大戦の軽爆撃機、ブレゲー 14の後継機として設計された。当初、ブガッティの450 hpのU-16エンジンを装備し、4枚羽のプロペラをつけて、1921年11月の第7回パリ航空ショーに出品されたが、通常の設計に改められ、エンジンを450 hpのルノー 12Kb直列エンジンに換装されて1922年3月、初飛行した。下翼が上翼よりも短い複葉機で、試験飛行の後、1923年9月、フランス空軍に採用された。
ジュラルミンを多用し、当時の爆撃機の速度を凌駕し、一部の戦闘機よりも高速であったため、多くの国から注目され、競技機、記録飛行の成功でさらに評判は高まり、フランス空軍向けに多数が生産され、また多くの国に輸出された。
一葉半の設計で、楕円断面形状の胴体はジュラルミン管のフレームで胴体前半部はジュラルミン板が張られ、後部は羽布張りであった。翼は羽布張りであった。操縦士と観測士は開放式のコクピットに搭乗し、後部席でも操縦可能であった。
1924 Breguet 19型 『第一次世界大戦』フランス戦闘機