こちらの商品は、2009年8月〜2019年7月まで営業したヴィンテージ・ミニカーミュジーアムショップ
『 ミニオート倶楽部 』の販売ウエブサイトから移転して来たアンティーク・トーイです。
Rev.:2019-December-27 (Friday.)
このクラシックカーは、三菱自動車が昭和60年(1985年)にダイキャスト製造メーカーに特注で製造した三菱A型1917年式のビッグサイズ・重量級・ミニカーの未使用品です。
ミニカーの大きさは、手のひらサイズではなく、以外と大きい 全長15cm・全高9cm、車体本体だけでなく、運転席上部幌の部分や窓枠のフレームなど、イタリアのRIOなどの普通のクラシックミニカーメーカーであれば、プラスチックを使用するところに至るまでダイキャスト合金がふんだんに使われており、重厚感、重量感がある出来のモデルです。
製造からすでに35年以上経つミニカーですが、未使用品。若干の擦りキズがある程度で、内装袋、内装発砲スチロール成形、パッケージ箱、ミニ解説書のすべてが揃っています。
※箱のサイズ:170mm×105mm×90mmです。
Rev.:2020年 1月 7日 (火曜日)
※冒頭に記載のサイズ(数字)は、商品出荷時の目安総重量(グラム)です。
▼参考画像:三菱A型の実車
この三菱A型は、三菱合資会社が大正時代に三菱造船および三菱内燃機で製造した自動車です。1917年(大正6年)から三菱造船神戸造船所で試作を開始。1917年は三菱合資会社が造船業を分社化して三菱造船(株)を設立した年。その翌年11月に完成しました。
当時、三菱合資会社社長の岩崎小彌太が副社長時代に使用していたイタリアの自動車FIAT(フィアット)を模して製作した四輪自動車でした。運転席の側面上部が開放されているだけのクローズドモデルであるクーペショーファー型ボディを載せて作られた。ボディは樫をくりぬいて漆塗りされていた。
・車種: 七人乗り箱型・幌型
・車軸間サイズ: 約2.7m
・左右車輪幅:約1.4m
・重量:約1,300kg
・エンジン:4気筒単一鋳、2,765cc 直4・4サイクル側弁式(SV)
製造工程はすべて手作りで、すべて国産品でつくった。最初に作られた2台は東京丸の内の八重洲ビル付近で公開。販売期間は1919年〜1921年、総生産台数は試作合わせて22台、販売はうち12台だったと言われています。