こちらの商品は、かつて東京・恵比寿にあった
スタンダード社製 Model No.SR-G700 7石 トランジスター2バンドラジオ受信機で、1964年(昭和39年)に発売されたポータブルサイズのラジオ受信機です。
フロントパネルはアルミのシルバーカラー、本体はブルーカラーで裏蓋はホワイトカラーです。受信はSW/MW 周波数表示は
MC/KC表記です。
外観はラジオ本体および本革ケース共にエクセレント、最高に綺麗な状態に観えますが、現状は実用的ではない商品です。ボリュームを最大限の音量に上げても、ラジオ本体(スピーカー)に耳を近づけないとラジオ放送は聞き取れない状態です。しかもスピーカーで確認出来たのはTBSラジオと米軍放送の2局のみです。なおイヤホンを使用した場合はNHK第一・NHK第二、TBSラジオ、米軍放送、文化放送の各局が聴けますが、大出力ではありません。
よって、
古いラジオ受信機のコレクターもしくは自らパーツ(コンデンサーなど)を交換・修理されるお客様以外のはお勧めできない商品です。
◆ロッドアンテナはキャビネット本体でなく、蓋(ふた)側に付いている不思議な構造です。ただアンテナの付け根からリード線と端子を通って本体側と繋がる仕組みです。
■受信バンド:2バンド(SW,中波)
■ツマミ/スチッチ
・右側面にチューニングのツマミ。
・おもて右側「M=中波・S=短波」切り替えスイッチ。
・右側面(奥に)に電源スチッチ&ボリュームです。
◆折り畳んだロッドアンテナを取り出すと短波放送受信用のためか垂直に伸びるタイプのアンテナです。
■特記事項
・半世紀以上前の中古品です。ラジオ本体には、擦り傷や経年汚れがあります。割れやひび割れか所ありません。
・アンテナは真っ直ぐに伸び、アンテナの先端金具は付いています。
・現状は実用的ではない商品です。ボリュームを最大限の音量に上げても、ラジオ本体(スピーカー)に耳を近づけないとラジオ放送は聞き取れない状態です。しかもスピーカーで確認出来たのはTBSラジオと米軍放送の2局のみです。なおイヤホンを使用した場合はNHK第一・NHK第二、TBSラジオ、米軍放送、文化放送の各局が聴けますが、大出力ではありません。
■付属品
・純正本革のキャリングケースが付きます。
■備考
《スピーカー》
・8Ω、0.25W、Permanent Magnet Dynamic (PDyn) Loudspeaker (moving coil) / Ø 6.5 cm
《その他》
・ケース、乾電池、説明書は付きません。
《外寸》
本体サイズ(W・H・D):164 x 79 x 36 mm
《電源》
単3乾電池 X 3本
《製造国表示》
Made in Japan / 日本
製造:昭和39年
なお、上記に記載したサイズは商品梱包出荷時の見込み重量(g)です。