こちらの商品は、1950年代に
米澤玩具(東京・浅草橋)から発売されたアメリカの『トランスワールド航空』・
LOCKHEED SUPER G Constellation のブリキのおもちゃ、全幅は約30cmです。
この当時、日本の羽田空港へ定期航空路線として乗り入れていたお馴染みの
ロッキード機です。
このおもちゃ良く観ると、左右のゴムタイヤ以外すべて金属製。翼と胴体及び前後のタイヤもブリキプレス加工です。4発のプロペラは少々厚目のスチール製です。1950年代の飛行機のおもちゃに用いられたプロペラの素材は、その後灰色のプラスチックや白いビニール製へと変遷して行きますが、ブリキの飛行機黄金時代の力作です。
ゴムタイヤを回すとフリクション駆動が回り、プロペラが回転する構造です。
1950年代の当時、
米澤玩具(東京・浅草橋)によるブリキのおもちゃは主にアメリカやカナダの北米向けに輸出されたことから、現在入手は難しくなっています。
◆この商品には擦り傷が見受けられます。元箱はありません。
このロッキード コンステレーション(Lockheed Constellation)は、アメリカ合衆国の航空機メーカー・ロッキード社が開発・製造した、与圧構造装備の4発大型プロペラ旅客機である。「コンステレーション」を略したコニー(Connie)のニックネームと、3枚垂直尾翼付きの独特な機体形状で知られ、1940年代から1950年代にかけて、レシプロエンジン旅客機の歴史の掉尾を飾った存在としても著名である。
.