商品詳細

東芝 かなりやY(卓上型)真空管ラジオ 1957年型 -Toshiba Model-Kanaria-J/ 5LP-160, 1957 [Item No.RH-1011-18]

販売価格: 32,400円(税込)

サイズ: 3000g

商品詳細

昭和32年に製造された東京芝浦電気の真空管ラジオです。
MW(中波)受信専用のトランスレス式ラジオです。

デザインコンセプトはキャビネット左にスピーカー、右側に周波数同調用大型ダイヤル、その下に電源スイッチ兼音量調整ボリューム、正面左下にイヤフォン・ジャックをレイアウトです。
使用真空管 :12BE6(周波数変換)、12BA6(中間周波数増幅)、12AV6(検波&低周波増幅)、30A5(電力増幅)、35W4(整流)です。

1、商品の状態
■ガリガリ・バチバチ音もなく、音声もきれいに受信出来ます。
■キャビネットには擦り傷があり、また天板の左右の後方の割れ、破損を修理した(エポキシ系接着剤の表面を黒く塗った)跡があります。
■パイロットランプは点灯しています。
■フロントの左上に「マツダ」製エンブレム・マークが付いています。
■アンテナ端子:裏蓋を開けて「アンテナ端子」から1〜2m程度のリード線(細い電気コード)を接続する必要がございます。
*注)電気量販店のオーディオ・コーナーで切り売りされている1m/100円ほどの「スピーカー」用電線でもOKです。

裏蓋のボードを取外すと、ホコリの堆積は少なく、使用環境が良かったのか、あるいは大切に保管されていたものと推察されます。真空管は、すべてマツダ・ブランドの東芝純正品が使われており、目視点検する限りでは著しくブロックコンデンサほかプリント基板、電子部品類の著しい劣化は御座いません。

2、備考
■キャビネットはプラスチック製、コンパクトな設計:幅31cm X 高さ18cm、受信周波数:535-1605、約半世紀を経たこの時代「中古ラジオ」としては外観も綺麗な状態です。

なお、上記に記載したサイズは商品出荷時の梱包見込み重量です。

Rev.:2014.6.16 Mon.

追加の写真

画像: 東芝 かなりやY(卓上型)真空管ラジオ 1957年型 -Toshiba Model-Kanaria-J/ 5LP-160, 1957
 このコンパクトな真空管ラジオは、昭和30年代、日本の狭い台所で主婦の友として、また家族団らんのバックから流れるラジオ放送受信機として活躍しました。

*正面左下(の穴)にはイヤフォンの差込口が付いています。

 電源を入れると、大きなダイヤルのバックからパイロットランプの灯りが洩れてレトロな雰囲気を醸し出す真空管ラジオです。

懐かしく、暖か味のある真空管ラジオはいかがでしょうか♪...............
画像: 東芝 かなりやY(卓上型)真空管ラジオ 1957年型 -Toshiba Model-Kanaria-J/ 5LP-160, 1957
 東芝の真空管ラジオには、標準型(かっこう),普及型(うぐいす)と卓上型(かなりや)といった商品名称で呼ばれました。
 「かなりや」には小型化(OS),標準(NS,ZS,US),薄型(PS,TS),高級(RS,YS)の4種がありました。

 昭和32年、東芝はmT管トランスレスラジオ 「かなりや」シリーズに、当時の新技術であったプリント基板を採用した 「かなりやK型」を発売し、続いて、この「かなりやY型」や同X型そしてZ型の3機種が相次いで発売されました。 

 この時代には、シャーシに電子部品を並べて半田付けする製造法から、トランジスタの開発・実用化の技術向上により、配線作業効率が高く、品質も安定する「プリント基板」の量産技術が実用化され、昔ながらのシャーシを使った実装方式に代えて、プリント基板を採用した真空管ラジオが各社から登場した。この東芝の「かなりやY型」もその1台です。
 当時の東芝のカタログには、「完全印刷配線で全製品が高度に均一化されています」と、記載されています。
画像: 東芝 かなりやY(卓上型)真空管ラジオ 1957年型 -Toshiba Model-Kanaria-J/ 5LP-160, 1957
▲プラスチックのキャビネットの左右の角に修理跡がございます。

■裏の蓋は、左右上部の端の白いツマミを回すと、簡単に取り外しできます。

東芝 Model-Kanaria-J/ 5LP-160, 1957

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