SONY製の型番:TR-1811です。東京オリンピックが開催された昭和39年(1964年)に『軽快なスリム・スタイル』を歌い文句の「超小型 6石ポケッタブル」 ラジオのネーミングで発売されたトランジスターラジオです。
ラジオ本体の正面はシャンパン・ゴールドの高級感漂うキャビネットです。
不思議なことに型番・型名がラジオ本体の表面にはなく、唯一、 内側の電池収納の裏カバー(ボール紙)に印刷されているだけです。この紙カバーが外れたら、存在が不明になってしまう”SONY”製品です。
《動作確認》
●電源・ボリューム・ツマミの回転時に雑音が入ることがあります。音声は元気に鳴っています。
●チューニングのツマミはスムーズに回転し、受信の動作確認ではMW(中波=NHK,TBS,文化放送、米軍放送など各局)を受信しました。
《美観》
東京オリンピック開催の年に生産された中古・ヴィンテージ・ラジオですが、大きなダメージのある傷はなく比較的綺麗な状態です。なお、付属する”SONY”純正品・牛革の黒色ケースは革製品ならではの経年劣化により、修理箇所があります。
《仕様・備考》
■レイアウト:電源&ボリューム(右側・上)、チューニング(右側・下)、イヤフォン・ジャック(側面)
■電源:006P(市販の9V)乾電池 X 1本
■外寸:約113mm x 62mm x 30mm
■実用最大出力, 200mW
■受信周波数:MW(中波):530〜1605Kc
■付属品:SONY純正品・牛革の黒色ケース(修理箇所あり)
■製造国表示:Made in Japan (日本製)
*説明書、イヤフォン、乾電池は付きません。
なお、上記に記載したサイズは商品梱包出荷時の見込み重量です。