日本の家電業界において、ラジオの右上に”All Transistor”と標記された、まだ世間では当時「真空管」ラジオが売られていた時代背景を反映している製品です。時代は超特急ひかり号が開通し、東京オリンピックはカラー放送され、時代は真空管からトランジスターへ移行していった。
そんな時代のおしゃれなピクニック気分を駆り立てる紺色のレザーの小さなトランクに収まったトランジスターラジオです。
上記に記載されているサイズは梱包後の見込み合計重量（ｇ）です。
説明書は付きません。
＊商品出荷時には、乾電池は付属いたしません。
《動作》
AMの受信状態は良好です。
受信状況はMW（中波＝NHK1,NHK2,TBS,文化放送、米軍放送、ニッポン放送など各局）の受信を確認しました。
選局パネル内側のパイロットランプは点灯します。
《外観》
外観にはキズ、汚れもあります。
フロントグリルの周囲を囲みこんだ銀メッキが薄くなった箇所があります。
スピーカーカバーには凹みや擦り傷があります。
レザーの取っ手の表皮の真ん中辺りに亀裂がありますが、まだ大丈夫な状態です。
取っ手の金具には鉄錆があります。
《総評》
今から50年前のラジオとしては、比較的状態の良い中古ラジオです。
《備考》
・外部電源コード、イヤホーン、乾電池は付きません。
・昭和39年（1964年）に発売。
・日本製品。
●外寸：195mm X 115mm。
・左上の丸い小さなボタンはスケール照明押しボタンスイッチです。
・左側の側面にはアンテナ用ジャック、イヤフォン用ジャックが付いています。
・単３電池４個使用ですが、外部電源コードを繋げばＡＣ１００Ｖでも使えます（注：電源コードは付きません）。
・（フロントグリル左下の）ナショナルのロゴマークは、初期の赤色が付いています。
レザーのトランクには；
SIX TRANSISTORS
MATSUSITA ELECTRIC INDUSTRIAL CO. LTD
MADE IN JAPAN
と英文のみで「日本製、松下電器産業株式会社、６石トランジスター」と刻まれています。
・２つのフックボタンを外し、カバーを開くと、裏蓋が開く仕組みです。透明樹脂製の乾電池収納フォルダー（単三電池4本）、そして左側にはAC100V電源コード収納コーナー、右上にはイヤホーン収納コーナーがあります。
・単３電池４個使用ですが、外部電源コードを繋げばＡＣ１００Ｖでも使えます（注：電源コードは付きません）。
Rev.:2015.12. 3 Thu. \15,660
【特記事項】ご注文（カートに入れる）前に当通販店舗ぱれっとストアの「特定商取引法表示」および「返品特約に関する重要事項の詳細」の記載内容をご確認のうえでご注文ください。
