昭和38年9月発売の1石・トランジスターラジオです。
ラジオのキャビネットは、単なるプラスチックの成形品から徐々に金属プレス加工やスチールメッキで表情創る時代の到来を感じる製品です。
《備考》
・付属の「取扱い説明書」には、冒頭に「単三１コで大きな音が出る ヒノデボーイズラジオＴ-801S」と記載されています。
・ラジオのキャビネットは、とってもシンプルな構造です。
・ラジオの上部のアンテナジャックにアンテナ線を差し込んみ、左下のアースジャックにアース用配線を差し込む仕組みです。
・ラジオ本体の選局の窓からは「６〜１６」（600ＭＨｚ〜1,600ＭＨｚ）までの中波チャンネルが描かれ、そのツマミを回転することにより、チューニングします。
《状態・外観》
・ラジオのキャビネットの裏蓋（フタ）の角が一部欠け、その箇所を修理した跡があります。それ以外は大きな傷や割れは無く綺麗な状態です。
・クリスタル・イヤフォンは衛生上の観点から新品・未使用品が付きます。
・クリスタル・イヤフォンは差込式ですが、固定式になっています（イヤフォンを付けたり、外したりすることはできません）。
・本来は付属していたと思われるアンテナ用リード線、アース線は付きません。代用として針金が50ｃｍほど付きます。
・「やさしいラジオ読本」には汚れている箇所がございます。
・「取扱い説明書」の状態はたいへん綺麗です。
《動作確認》
・乾電池を入れると通電します。
・受信されたのは、NHK第１、NHK第１、アメリカ軍放送、TBS、文化放送です。
■トランジスター：ノーブランド
■外寸：約79ｍｍ Ｘ 約52ｍｍ Ｘ 約26ｍｍ
■電源：単三乾電池１本
■付属品：やさしいラジオ読本、取扱い説明書
＊乾電池、紙箱は付きません。
なお、上記・冒頭に記載したサイズは商品梱包出荷時の見込み重量（ｇ）です。
販売価格（税込み）：9,600円
