こちらの商品は昭和45年、大阪でEXPO'70が開催された年に日立製作所から発売されたポータブルラジオKH995型です。
1個のIC(集積回路)と8個のトランジスターが採用されています。
前面左側の水色ボタンは」「チューニング・ダイヤル照明」スイッチ、前面中央はFMとAMの「バンド切替」スイッチ、前面右側はこのラジオの特長でもある「サウンドコントロール選択」スイッチが並びます。
そして、左側面の銀色ダイヤルは「電源ON/OFF・ボリューム」、右側面の銀色ダイヤルは「チューニング」になります。
デザイン的には当時人気があったSONYのTFM-110トランジスターラジオを正方形に近いスタイルにアレンジした感がありますが、性能面ではサウンドコントロール機能を持ち良く出来た”MADE IN JAPAN”のラジオです。
*なお、上記冒頭に記載したサイズは商品梱包出荷時の見込み重量(g)です。
▲左側面にあるイヤフォンの入力端子。
▲前面右側はこのラジオの特長でもある「サウンドコントロール選択」スイッチ。
▲日立純正のショルダー付き黒革ケースが付いています。
*擦り傷や汚れがある「黒革ケース」です。
《備考》
■外寸(突起部を含まず):約17.5cm X 約15cm X 約5.5cm
■受信:FM:76〜90MHz
AM:530〜1605kHz
■電源:単3乾電池 4本
■製造年:昭和45年(1970年)発売
■製造国:"Tokyo,Japan" 日本・東京
■メーカー:株式会社日立製作所
◎取扱い説明書、イヤフォン、家庭用電気ACコード、乾電池は付いていません。
◎付属品:日立純正のショルダー付き黒革ケースが付いています。
《動作確認》
●電源スイッチ&ボリュームのツマミはスムーズに回り、問題はございません。
●チューニング(選局)ダイアルはスムーズに回り、問題はございません。
●東京都板橋区における受信状況は、AM放送(中波=NHK第1、NHK第2、TBSラジオ,
米軍放送、文化放送など各局)、FM放送(NHK,J-WAVE,FM-TOKYOなど)の受信を確認しました。
●受信状態は AM放送及びFM放送 共に好調です。
●この商品は、中古の稼働品ですが、1970年発売当時の性能を保証するものではございません。
《外観の状態》
●外観:外観は大きなダメージはなく、小さな擦りキズがある程度です。
●ツマミ・ダイヤル:全て付いています。
●7弾式のロードアンテナは先端まですべてが伸びます。
●ロードアンテナ先端の金属のアクセントも付いています。
●日立純正のブラック・カラーの革ケースが付属しています。ケースは経年による擦り傷、汚れ等がございます。
Rev. 2013. 3. 8