こちらの商品はドイツ・Hausser社のElastolin 1939年カタログに登場するヴィンテージElastolinフィギュア「(餌をやる)農場の少女」、「アヒル」、「鴨」の3点まとめて。第二次世界大戦の戦火により、多くのおもちゃが灰になったことから希少ヴィンテージ品です。
フィギュア塊り内部にはスチール(鉄線)が埋め込まれ、本体材料はポリステロールプラスチックが使用され、ドイツ人工員の手による色彩仕上げの手間のかかったフィギュアです。
このHausser社はクリスチャン ハウザーとその息子のオットーとマックスによって1904年に設立された。製造工場はシュトゥットガルトの近くのLudwigsburg(ルートヴィヒスブルク)にあり、多くの種類のおもちゃの製造を手がけたが、1912年以降は'Masse'(マッセ)にある工場で「toy soldiers(おもちゃの兵士)」のミニチュア造りを増産した。そして1938年のピーク時には1,400名の従業員が年間300万個のおもちゃの兵士を製造した。
製造する商品構成も多岐にわたり、野生動物、動物園、haustiere(家畜)、あるいはDRB(ドイツ国鉄)鉄道模型で使用する鉄道員や乗客、一般市民などの膨大な種類のフィギュアが製造・発売された。
フィギュアの材質面で改善され、1939年からpolysterolプラスチックが導入され、1955年からは硬質プラスチック、1970年には初のソフトプラスチックを用いた。ただ、従業員の手で一つひとつ描かれるフィギュアの生産コストが負担となり、経営状態は悪化の一途をたどり1983年6月に破産申請し、創業以来80年間の歴史を閉じた。
▼こちらの商品はElastolin(エラストラン) 1939年カタログに登場する「餌をやる少女」、「アヒル」、「鴨」の3点です。
材質はいずれもpolysterolプラスチック、ドイツ人工員による色彩仕上げのフィギュアです。
▼「餌をやる少女」のサイズは高さ:3.75インチ/約9.4cmです。
保存状態は色剥げ、擦り傷や経年汚れはあるものの大きなダメージはない良品です。
台座の裏側には”ELASTOLIN”の文字があります。
▼「白いアヒル」のサイズは全長:約 6cmです。
保存状態は色剥げ、擦り傷や経年汚れはあるものの大きなダメージはない良品です。
台座の裏側には”ELASTOLIN”の文字があります。
▼「鴨」のサイズは全長:約 5cmです。
保存状態は色剥げ、擦り傷や経年汚れはあるものの大きなダメージはない良品です。
台座の裏側には”ELASTOLIN”の文字はありません。
▼ドイツHausser社・Elastolin 1939年版フィギュア カタログ
ドイツHausser社・Elastolin 1939年版フィギュア カタログは下記のURLでご覧になれます。
http://www.toy-soldier-gallery.com/Sources/HausserCatalogue/Catalogue39/Catalogue39.html
▼ドイツHausser社・Elastolin 1939年版 カタログの左下には "Farm girl."「(餌をやる)農場の少女」のフィギュアが載っています。
◎本文冒頭の重量(gサイズ)は梱包後の目安です。
Rev.: 2013.11.15 Fri. 18:20