こちらの商品は、少年時代の憧れだったコンポーネントタイプのオーディオ・チューナーをコンパクトな6石トランジスター
ラジオとして製品化された「HINODE 6 TRANSISTOR RADIO SR-635 COMPO」です。フロント(前面)パネルはアルミ
プレート、ツマミは両方アルミ製、ボディーはプラスチック製。
フロントパネルは左からチューニング(選局)ツマミ、中央の赤いランプはパイロットランプ、ボリュームのツマミ、イヤフォン
ジャック、そして右端は電源スイッチです。
スピーカーは本体上面に向かって付いています。
《動作確認》
・電源スイッチはスムーズに”ON"・”OFF"出来ます。
・ボリュームにガリ音はなく、良好です。
・チューニングのツマミはスムーズに回転できます。
・受信状況は、東京・板橋区内の事務所にて中波=NHK第2放送、アメリカ軍放送、TBSラジオ、
文化放送を受信出来ました。
・イヤフォン端子は正常に稼働します。
注)、イヤフォンは付属しません。
《外観の様子》
・全体的に大きな傷やダメージはなく、比較的使用頻度の少ない中古品です。
《内部の様子》
・ほぼ新品のような綺麗さです。電池液漏れはなくたいへん綺麗です。
《便利な金属アーム》
・コンポ本体には、金属製アームが付き360度回転します。アームの設定角度により、コンポ本体を上向きに
設定したり、キャリング取っ手として使用出来ます。
《製品仕様》
・受信周波数:530KHz〜1640KHz
・回路:スーパーヘテロダイン・定電圧方式
・半導体:トランジスター6石、ダイオード4本
・電源:6V、単三乾電池 X 4本
・消費電力:約12mA
・本体の外寸(突起部を含まず):約140mm X 約100mm X 約38mm
・製造国:Made in Japan (日本製)
《付属品》
・説明書
・パッケージ箱、説明書
*乾電池は付きません。
注)、上記の「サイズ」は商品梱包後の目安重量(g)です。
Rev.:2014.10.21 Tue.
フロント(前面)パネルはアルミ製プレート、ツマミは両方アルミ製、ボディーはプラスチック製です。
本体には、金属製アームが付き、360度回転します。アームの設定角度により、コンポ本体をやや上向きに設定したり、
キャリング取っ手として使用来ます。
本体内部は、ほぼ新品のような綺麗さです。電池液漏れはなくたいへん綺麗です。
日乃出電工株式会社は、大阪市北区に本社を置き、東京都文京区に東京支店があった総勢60名足らずメーカーでしたが、
昭和30年代から昭和50年頃までラジコン模型の送受信機と共に少年向けのラジオを次々と発売していました。
こちらの商品は、「コンポ」という名称がついておりますが、要するに6石のトランジスターラジオ受信機、昭和50年ころの
日之出製品です。
日乃出のラジオの型番である「SR-」は「スクールラジオ」の頭文字ですが、少年向けのゲルマ二ウム、トランジスタ双方の
ラジオ受信機に存在します。それらは街の電器量販店ではなく、近所の模型店や文具店で販売されました。また当時、
日本各地の中学・高校の教材としても使用されました。
Rev.:2014.10.21 Tue.