商品詳細

SONY スカイセンサー5800 1973年型 (ICF-5800 FM/AM/SW 3 BAND RECEIVER) SONY純正キャリングベルト付 [Item No.PU15FEB-07]

サイズ: 2600g

商品詳細

こちらの商品は、SONY スカイセンサー5800 1973年型 (ICF-5800 FM/AM/SW 3 BAND RECEIVER)です。
1973年に発売されたスカイセンサー5800 【ICF-5800】 は一般家庭用の高機能ラジオとしてコストパフォーマンスに優れ絶大な人気の国民的ラジオでした。当時の短波ラジオの多くは12MHZまで受信するのが限界でした。このICF-5800はアマチュア無線が復調可能なBFO回路を装備しており、28MHZまで受信できる画期的なラジオでした。

昭和48年発売当時の価格は20,800円。この価格として完成度が高く日本国内で最も売れたBCLラジオです。短波帯の受信周波数の上限を28Mhzまでカバーした5バンド設計で、中央の同調ダイヤルはslowモードとfastモードの2段切替。BFO回路も搭載。FMフロントエンドには当時としては珍しくFETを採用、スピーカーをドライブする初段アンプにはICを採用しました。

それまでのラジオの常識を破りチューニングダイヤルを回すと指針が移動するのではなく目盛板が上下に移動するという画期的な方法を採用、更にチューニング精度を高めるため"SLOW"/"FAST"二段階のチューニングスピードをメカニカルに実現した選局重視の設計です。また外観もまるで通信機を思わせるメカニカルなデザイン設計になっています。

*冒頭に記載の「サイズ」表記は商品出荷時の目安重量です。

▼参考画像:昭和48年(1973年)発売当時のソニーICF-5800広告

《製品仕様》
●ロッドアンテナ - 短波放送とFM放送を受信する際に使用する伸縮するアンテナ。この『スカイセンサー』シリーズの特徴としてプッシュ式ボタンの操作でアンテナ先端部がポップアップする(飛び出る)機構を装備。なお、中波放送の受信にはラジオ本体に内蔵されているバーアンテナを使用します。
●外部アンテナ端子 - ロングワイヤーアンテナ用と接地用のねじ止め端子。ラジオ本体は室内に置いても、外部アンテナを屋外に設置してラジオ背後の付属ターミナルに接続すると受信感度が向上する。
●「クリスタルポケット」 - NSBクリスタルを差し込み収容する蓋付きポケット。
●シグナルメーター - 受信した信号の強さを表示するメーター。周波数同調の目安にする。本体にはチューニングメーターと表示。このメーターの針の指す方向は右側が最も信号が強く感度が高い。また、このメーターは「バッテリー残量メーター」としても機能しています。
●BFO - アマチュア無線のCWやSSBを受信して音声を聞きやすく復調する際に「ON」にする。
●AFC - FM受信用に装備された。長時間の受信で周波数が少しずつズレても、周波数オートロックのような機能で快適にFM放送が楽しめる機能です。
●タイマー - ゼンマイを用いた最大60分間タイマー。時間経過後に電源入り/電源断が選択可能。
●FMトランスミッター - FM送信機能。スピーカーをマイクロフォンに転用することでトランシーバーを構成し、近距離であれば2台の間で音声通話が可能です。
●イヤホンポケット - イヤホンを収納するための蓋付きポケットが本体側面に装備されています。
●ダイヤルライト - 周波数表示窓のフィルムを裏側から照らしたり、シグナルメーターを照らす照明が装備されています。

▼ラジオ本体の正面。

▼ラジオ本体の上部。


▼ラジオ本体の下部。「SONY」のロゴマークも付いています。

▼POP UP アンテナ横の丸い"PUSH"ボタンは良好に稼動します。

▼シルバーの丸い"PUSH"ボタンを押すとアンテナの先端がスムーズに飛び出ます。

▼飛び出たロッドアンテナは角度が可変できます。

▼左側面は上から6V電源アダプター端子、"MPX OUT"、 "AUX IN" 、テープレコーダー、イヤフォンジャックです。
 右側面にあるタイマー機能のツマミが抜け落ちた状態です。

▼右側面にはイヤホン収納ポケットが付いています。ポケットカバーはスムーズに開閉できます。ポケット内部は綺麗です。

▼電池交換はボディ底のカバーを外して行います。


《外観の状態》
・このラジオは中古のヴィンテージラジオです。ひび割れ、修理・加工・接着跡はないオリジナルです。
・本体のキャビネットはブラックとシルバーを基調としたデザイン、その外観には擦りキズや経年汚れがありますが、この時代のものとしては比較的綺麗なコンディションです。
・製品に付いているツマミはすべて”SONY”純正品、オリジナルのパーツです。
 注)、タイマー機能のツマミが抜け落ちた状態です。
・キャビネット表面のチューニングメーター付近はクリヤーで綺麗です。
・キャビネット右側面のイヤフォンポケットの蓋(カバー)は付いています。
・キャビネット底面の電池収納の蓋(カバー)は付いています。

《動作の確認》
・電源スイッチのレバーはスムーズに可動、"ON"、"OFF"できます。
・受信状況は東京都板橋区内の事務所にて中波=NHK1,NHK2放送,TBSラジオ,文化放送、AFN TOKYO米軍放送、ニッポン放送、FM=NHK,J-WAVE,FM-東京の受信を確認しました。
・受信状態は FM-AM 共に好調、高感度ラジオであることを実感できます。
・回転式の"BAND SELECT"バンド切り替えスイッチが"MW"(中波)位置で接触不良が生じることがあります(ただし"MW"⇒"FM"⇒"MW"、"MW"⇒"SW"⇒"MW"のように再度バンド切り替えを行うか、あるいは切り替えスイッチを左右に少し振ることにより、すぐに正常に戻ることもあります)。
・回転式の"VOLUME"音量調節のツマミを回すときに、ガリオーム状態で雑音が混ざります。(音量調節のツマミを回さない時はガリオーム雑音は発生しません。)
・チューニングメーターは稼動しています。
・POP UP アンテナは丸い"PUSH"ボタンを押すとアンテナの先端はスムーズに飛び出ます。
・ロッドアンテナは真っ直ぐ伸びます。角度はスムーズに可変できます。
・電源スイッチ左隣の"LIGHT"スイッチを下に倒すと周波数表示窓のフィルムを裏側から照らしたり、シグナルメーターを照らすダイヤルライト照明が点灯します。

【販売の重要事項】
この商品は、従来品の半額セールになっておりますが、下記の箇所に「難あり」の未整備の中古品です。
現状渡しをご理解の上、ご購入くださいませ。
●右側面のタイマー用ツマミが抜け落ちた状態です。
●"BAND SELECT"バンド切り替えスイッチが"MW"(中波)位置で接触不良が生じることがあります。
●"VOLUME"音量調節のツマミを回しているときに、ガリオーム状態で雑音が混ざります。

《製品の概略仕様》
・製造国:日本
・本体サイズ:横幅201mm X 高さ219mm X奥行き77mm
・重量:2kg(電池を含む)
・使用半導体:(受信用)IC X 1 + FET X 1 + トランジスター X 10
(補助回路用) トランジスター X 5 + ダイオード X 9 
・スピーカー:直径 10cm 8Ω
・最大出力:4W
・電源:DC6V (UM-2 X 4本)

《付属品》
・ソニー純正のキャリングベルト(ラバー・サポート付き)が付きます。
 なお、キャリングベルトは長さ調整、取り外し可能です。

注)、取扱説明書、イヤホン、乾電池、ケースは付きません。

Rev.:2015. 2. 13 Fri.

追加の写真

画像: SONY スカイセンサー5800 1973年型 (ICF-5800 FM/AM/SW 3 BAND RECEIVER) SONY純正キャリングベルト付
SONY ICF-5800 FM/AM/SW 3 BAND RECEIVER 1973.
▲チューニングメーターのクリヤーカバー(透明のアクリール)jは綺麗な状態です。
画像: SONY スカイセンサー5800 1973年型 (ICF-5800 FM/AM/SW 3 BAND RECEIVER) SONY純正キャリングベルト付
SONY ICF-5800 FM/AM/SW 3 BAND RECEIVER 1973.
▲ラジオ本体の裏側

上部中央の2つの端子は、外部用のアース(左側)、外部アンテナ(右側)です。
画像: SONY スカイセンサー5800 1973年型 (ICF-5800 FM/AM/SW 3 BAND RECEIVER) SONY純正キャリングベルト付
SONY ICF-5800 FM/AM/SW 3 BAND RECEIVER 1973.
▲電池交換はボディ底のカバーを外して行います。乾電池は単二乾電池を4本使用します。

 *単三電池は付きません。お客様の方でご準備くださいませ。

Rev.:2015. 2. 13 Fri. 19:05
Rev.:2015. 3. 23 Mon. 13:35

◎販売価格:16,740円(税込み)
ホーム | ぱれっとストア   ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内
Powered by おちゃのこネット