こちらの商品は、ペンタックス(旧旭光学工業)の驚くほどコンパクトな小型軽量でいて110フィルム規格の一眼レフ 「オート110」カメラ、本体カラーはブラックカラーです。このカメラの外観は新品に近い"Excellent condition"(エクセレント・コンディション)です。
フィルムカメラとしては世界最小の一眼レフで、レンズは絞り固定で全てF2.8となっており、シャッター兼絞りがボディ側で制御される素晴らしいシステムです。
サイズはコンパクトでも しっかり構えて撮っていると、本格的な一眼レフさながらのカメラです。
とにかく、このカメラの魅力はサイズ感と見た目、デザイン!
通常の一眼レフをそのまま小さくしたようなデザインから今流行のトイカメラのような雰囲気を持っていますが、妙な所をしっかりと作ってあったり、スプリットの入ったファインダーを覗いていると
本格的なカメラを構えているかのような感覚になります。
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参考画像:発売当時のPENTAX auto110カタログの表紙(1979年3月版)
こちらの商品は1979年3月に発売された懐かしいフィルム式カメラです。このauto110はカートリッジ式の110フィルムを使う唯一のシステム一眼レフカメラとしてカメラ史に名を残す逸品です。使用する110フィルムは一度すべてが絶版となりましたが、最近はフィルムもDPEも復活しています。このauto110カメラにはいくつかのバリエーションがございますが、この商品は昭和54年3月発売の初代のauto 110カメラです。
このASAHI PENTAX auto110は小型軽量、それでいてレンズ交換可能な一眼レフカメラです。auto110は名の通り、110判フィルムを使用するオートカメラ。レンズは絞り固定で全てF2.8となっており、シャッター兼絞りがボディ側で制御されるたいへん素晴らしいシステムです。
《主要箇所の説明》
このauto110のフィルム巻上げ操作は2ストローク巻き上げです。
▼主要箇所(1)〜(5)(画像のカメラは当該商品です。)
▲主要箇所
(1)シャッターボタン
(2)ストロボ取り付け穴
(3)ストロボ用電源スイッチ
(4)レンズ着脱レバー
(5)レンズキャップ
《製品仕様》
・発売日: 1979年3月
・発売時価格: 29,000円(ボディのみ・レンズなし。)
34,000円(標準レンズ付き。)
・レンズ: 交換式マウント 専用110バヨネットマウント
・シャッター: 電子自動プログラム式ビハインドレンズシャッター(1秒・F2.8〜1/750秒・F13.5)
・露出制御露出計: 開放・中央重点測光式TTL測光範囲:EV3〜17(ASA100) SPD受光体 使用
シャッター速度範囲は2種のLEDで表示
・ファインダー: ペンタプリズム、クイックリターンミラー使用・スプリットイメージ式
像倍率:0.75倍(標準付)、視野率:87%
・サイズ ・ 重量: 99×56×45mm 175g(標準レンズ付)
・電源および使用電池: 3V ・ LR44型アルカリマンガン電池またはSR44型銀電池2個
《商品構成》
・カメラ本体
・携帯ストラップ(auto110純正品)
・標準レンズ(24mm F2.8)
・おまけとして、110専用カラーフィルム(コダック・ゴールド24枚撮り)未開封品2本、ただし、「有効期限:2003年11月」の当時のフィルムにつき生産時の性能、経年劣化無しを保証するものではございません。あくまでも、フィルムはオマケです。
・なお、取扱説明書、元箱、ボタン電池は付きません。
《商品の状態》
・カメラの外観は新品に近い綺麗な状態で、使用頻度が少ない中古品、保管状態は良好です。
・しかもカメラ本体の底面にはメーカー製造時の保護シートが貼られたままです。
・カメラ本体の底面には製造シリアル番号が付いています。
・ファインダーを除くと左上に極く小さなゴミが1点ありますが、撮影には支障ございません。
《商品保証》
・こちらの商品は、中古品につき、商品到着時の初期不良のみ対応いたします。
明らかに、商品説明と違う場合、初期不良の場合は全額返金いたします(※商品を受け取った時点で、色々クレームをつけて代金の一部の返金には対応いたしません。)ので、その場合は商品到着から5日以内に電子メールにてご連絡くださいませ。
■サポート及びメンテナス
・弊社では、カメラの操作や技術指導等のサービスやメンテナンスのサポートは行いませんので予めご承知願います。
・弊社ではカメラ専門店及び会社の紹介は致しておりませんので予めご承知願います。
※冒頭のサイズ表記は商品出荷時の梱包見込み総重量(g)です。
《ボタン電池の入れ方》
使用する電池はLR44という100均ショップでも購入出来るボタン電池です。
フィルム室を開けたら、右隅の電池室から電池フォルダーを抜き取ります。
電池2個を電池フォルダーに入れたら、右隅の電池室に電池フォルダーを収めます。
フィルム室のカバーを閉じます。
《 110判フィルムはカートリッジ式 》
110フィルム(ワンテンフィルム)は、スチル写真用のフィルムの規格ですが、カートリッジに16mm幅のフィルムが充填されており、画面サイズは13×17mm。日本では「ポケットフィルム」などとも呼ばれています。1972年(昭和47年)にコダックが導入した規格であり、横長のフォーマットです。
《 110判フィルムの購入は? 》
コダックは2009年(平成21年)3月に110フィルムの製造販売を終了。最後に残った富士フイルムの製品も同じく、2009年(平成21年)年9月に製造販売を終了。
現在、110フィルムは従来の大手フィルムメーカーは製造を中止とし販売されていませんが、ネットオークションで購入するか、もしくは「アマゾン(Amazon.co.jp)」などのネット通販で”HOLGA 110” や” Lomography 110”などの復刻版フィルムが販売されています。ただし、元祖のコダックや富士フィルムのオリジナルフィルムより品質が劣るようです。
《 110判フィルムの現像は? 》
撮影後のフィルムの現像については、お近くの写真屋さんで受付できない場合は、インターネットのフィルム現像所「トイラボ(http://www.toylab.jp/)」などを利用する方法がございます。
▼背面窓からポケットフィルム(110判フィルム)が見えます。この窓でフィルムの背面の数字を見て フィルムカウンター代わりということになります。
■お支払い/送料
こちらの商品は販売委託品のため、お支払い方法は事前の『銀行振込』のみとなります。
ヤマト運輸宅急便の『送料』は弊社が負担いたします。