こちらの商品は、当店で人気のラジオ受信機 SONY
スカイセンサーシリーズ5800 1973年製 (Model No.ICF-5800 FM/AM/SW 3 BAND RECEIVER)で、SONY純正の専用キャリング・ベルト、AC100V電源アダプター、イヤフォン付きです。
1973年に発売されたスカイセンサー5800 【ICF-5800】 は一般家庭用の高機能ラジオとしてコストパフォーマンスに優れ絶大な人気の国民的ラジオでした。当時の短波ラジオの多くは12MHZまで受信するのが限界でした。このICF-5800はアマチュア無線が復調可能なBFO回路を装備しており、28MHZまで受信できる画期的なラジオでした。
昭和48年(1973年)発売当時の価格は20,800円。この価格として完成度が高く当時日本国内で最も売れたBCLラジオ受信機です。短波帯の受信周波数の上限を28Mhzまでカバーした5バンド設計で、中央の同調ダイヤルはslowモードとfastモードの2段切り替え。BFO回路も搭載。FMフロントエンドには当時としては珍しくFETを採用、スピーカーをドライブする初段アンプにはIC(集積回路)を採用しました。
それまでのラジオの常識を破りチューニング・ダイヤルを回すと指針が移動するのではなく目盛板が上下に移動するという画期的な方法を採用、更にチューニング精度を高めるため
"SLOW"/"FAST"二段階のチューニング・スピードをメカニカルに実現した選局重視の設計です。また外観もまるで通信機を思わせるメカニカルなデザイン設計になっています。
*冒頭に記載の「サイズ」表記は商品出荷時の目安重量です。
▼参考画像:昭和48年(1973年)発売当時のソニーICF-5800広告
《製品仕様》
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ポップ式ロッドアンテナ - 短波放送とFM放送を受信する際に使用する伸縮するアンテナです。この
『スカイセンサー』シリーズの特徴として
プッシュ式ボタンの操作でアンテナ先端部がポップアップする(飛び出る)機構を装備しています。なお、中波放送の受信には、ラジオ本体に内蔵されているバーアンテナを使用します。
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外部アンテナ端子 - ロングワイヤーアンテナ用と接地用のネジ止め端子。ラジオ本体は室内に置いても、外部アンテナを屋外に設置してラジオ背後の付属ターミナルに接続すると受信感度が向上する。
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「イヤフォンポケット」 - イヤフォンを収容する蓋付きポケット付きです。
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シグナルメーター - 受信した信号の強さを表示するメーター。周波数同調の目安にするインジケーター。本体にはチューニングメーターと表示。このメーターの針の指す方向は右側が最も信号が強く感度が高い。また、このメーターは
「バッテリー(乾電池)残量メーター」としても機能しています。
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BFO - アマチュア無線の
CWや
SSBを受信して音声を聞きやす、復調する際に「ON」にします。
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AFC - FM受信用に装備された。長時間の受信で周波数が少しずつズレても、周波数オートロックのような機能で快適にFM放送が楽しめる機能です。
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タイマー - ゼンマイ駆動を用いた
最大60分間タイマー装置。時間経過後に電源入り/電源断が選択可能。
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FMトランスミッター - FM送信機能。スピーカーをマイクロフォンに転用することでトランシーバーを構成し、近距離であれば2台の間で音声通話が可能です。
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イヤホンポケット - イヤホンを収納するための蓋付きポケットが本体側面に装備されています。
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ダイヤルライト - 周波数表示窓のフィルムを裏側から照らしたり、シグナルメーターを照らす照明が装備されています。
▼ラジオ本体の正面。
▼ラジオ本体の上部。
▼ラジオ本体の下部。アルミ金属プレートの
「SONY」のロゴマークです。
▼POP UP アンテナ横の丸い
"PUSH"ボタンを押すと、アンテナが数センチ飛び出ます。なお、アンテナを畳んで元に収納するときは、手で押し込んでください。
▼引き出したロッドアンテナは角度が可変できます。
▼本体左側面は上から6V電源アダプターの
差込み端子・"MPX OUT"・ "AUX IN" ・テープレコーダー・イヤフォンジャックです。
▼本体右側面にはタイマーのダイヤルの下にはイヤホン収納ポケットが付いています。
▼イヤフォンの収納ポケットカバーはスムーズに開閉できます。ポケット内部は綺麗です。
▼乾電池交換は、本体キャビネット底の四角いカバーを外して行います。
《外観の状態》
・このラジオは1973年に発売された中古品のヴィンテージラジオです。キャビネットのひび割れはなく、この時代のものとしては比較的良い状態です。
・本体キャビネットの外観は、ブラックとシルバーを基調としたデザイン、本体には若干の擦りキズや経年汚れがあります。
・POP UP アンテナ横の丸い"PUSH"ボタンは正常に可動します。
・製品に付いているツマミはすべて”SONY”純正品、オリジナルのパーツです。
・本体キャビネット表面のチューニングメーター付近はクリヤーで綺麗です。
・本体キャビネット右側面のイヤフォンポケットの蓋(カバー)は付いています。
・本体キャビネット底面の電池収納の蓋(カバー)は付いています。
《動作の確認》
・当店では、この商品に関して1973年発売時の新品状態の性能を保証するものではございません。予めご承知おきをくださいませ。
・電源スイッチのレバーはスムーズに可動、"ON"/"OFF"できます。
・受信状況は東京都板橋区内の事務所にて中波では=TBSラジオ、AFN TOKYO米軍放送、FM放送では=NHK-FM、J-WAV、,FM-東京、短波放送では=海外放送の受信を確認しました。
・受信状態は高感度ラジオであることを実感できます。
・回転式の
"VOLUME"音量調節のツマミはスムーズに回ります。
・チューニングメーターは稼動しています。
・POP UP アンテナは丸い"
PUSH"ボタンを押すとアンテナの先端はスムーズに飛び出ます。
・ロッドアンテナは真っ直ぐ伸びます。角度はスムーズに可変できます。
・電源スイッチ左隣の"
LIGHT"スイッチを下に倒すと周波数表示窓のフィルムを裏側から照らしたり、シグナルメーターを照らすダイヤルライト照明が点灯します。
▼ダイヤルライト照明が点灯した状態。
《製品の仕様》
・製造国:日本
・発売時期:1973年
・本体外寸サイズ:横幅約20cm X 高さ約22cm X奥行き約8cm
・重量:2kg(電池を含む)
・使用半導体:(受信用)IC X 1 + FET X 1 + トランジスター X 10
(補助回路用) トランジスター X 5 + ダイオード X 9
・スピーカー:直径 10cm 8Ω
・最大出力:4.0W
・電源:DC6V (付属品のACアダプターもしくは単二乾電池 X 4本使用)
《付属品》
・ソニー純正AC電源アダプター。
・片耳用3.5mm径プラグイヤフォン。
・ソニー純正のキャリングベルト(ラバーサポータ付き)が付きます。
なお、キャリングベルトは長さ調整、取り外し可能です。
注)、ケース、取扱説明書、乾電池は付きません。当店では、操作方法ヘルプや製品メンテナンス等は致しません。
▼参考画像:昭和48年(1973年)発売当時のソニーICF-5800広告より
Rev.:2020-6-1 (月曜日)