商品詳細

スタンダード SR-F408L 中波&長波(2バンド)6石トランジスタラジオ 緑色フレーム 1960年代後期製 [Item No.PU6APR08]

サイズ: 500g

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こちらの商品は懐かしい“逆三角形の枠の中に「SR」”のマークがある「STANDARD」ブランドのスタンダード工業 Model:SR-F408L 2バンド ポータブル6石トランジスタラジオです。この型番:SR-F408LはF408の末尾に「L」が付く、これは30 〜 300kHzの周波数の電波を言うLW (Long Wave/長波)受信機能が付いた希少なラジオです。スペック的には1960年代中頃から1971年まで製造された中波専用ラジオのSR-F408をベースにして150 〜
255kHzまでの長波放送が聴ける2バンドに性能向上を図った製品です。

▼白い裏蓋の内側にはスタンダード社の品質検査の承認と製造シリアル番号のラベルが貼られています。

こちらは中波専用SR-F408と比較して製造期間が短く、また製品の多くが海外向けだったことから半世紀近く経た今現存数は極めて少ないラジオです。
ちなみに、これまでSR-F408 中波専用機は色違いを含め何度も入荷しましたが、SR-F408L2バンド(中波&長波)仕様は今回初入荷です。


このラジオが受信する150〜255kHzまでの長波放送(なお、155〜283.5kHz帯のみ航空航行無線と共用)はヨーロッパ・トルコ・アフリカ・ロシア・
中国・モンゴルで使用されていることから、スタンダード社のヨーロッパ等への海外販路拡大のための追加スペックだと思われます。

フロントグリルは、さかなの目玉のようなシンプルな周波数【白地に黒の外周表示は中波、内側の黒字に白い数字は長波】表示とシルバーのパンチング
メタルのスピーカーグリルにオリーブ色の本体、プラスチックの裏蓋はホワイトカラー。

▼SRマークとSTANDARDの SOLID STATEのシンプルな表記。
▼内蔵のこのバーアンテナに特徴があり、右側の一重巻きは通常のMW(中波)用、その左側の巻き付けは波長の長い放送電波の受信のための団子状
コイル、長い線を二重に巻き更にその上にまた巻き付けたLW(長波)用です。
▼スピーカー右上に微調整用のトリマーが二個組み込みされています。
 ポリ・バリコンは日本のミツミ製、スピーカーは台湾製が組み込まれてます。

■製品仕様
・メーカー:スタンダード工業(Standard Radio Corp. (SR), Tokyo )
・型番:SR-F408L
・バンド:2バンド(中波&長波)
・トランジスター:6石
・スピーカー直径:5.7cm
・本体サイズ:約108mm x 73mm x 32 mm
・本体重量:約205g
・イヤホン:3.5mmミニプラグ(端子)
・製造年:(「1964年」という資料もありますが)1960年代後期
・製造国表示:台湾/ Made in Taiwan

■ツマミ/スチッチ
・右側の上にチューニングのツマミ。
・右側(下に)に電源スチッチ&ボリュームです。
・裏側にバンド切替スイッチ(上位:中波、下位:長波)です。

■商品状態
・セコンドハンド、中古品です。
・整備、クリーニング処理済みです。
・東京・板橋区内の事務所でNHK第1、NHK第2、TBS、文化放送、アメリカ軍放送を元気に受信しました。
・ボリュームのガリ音はなく、良好です。
・ラジオ本体には、擦り傷や汚れがあります。
 本体に酷い割れや破損箇所は御座いませんが、本体表のパンチングメタルのスピーカーグリルや選局メーターの覗き窓には小さな凹み傷があります。
・イヤフォン、ケース、説明書、乾電池は付きません。
・ラジオ内部は電池液漏れはなく綺麗です。

Rev.:2016. 4.20 (Wed.)

なお、上記に記載したサイズは商品梱包出荷時の見込み重量(g)です。

追加の写真

画像: スタンダード SR-F408L 中波&長波(2バンド)6石トランジスタラジオ 緑色フレーム 1960年代後期製
▲本体サイズは、中波専用機(SR-F408)と同じ約108mm x 73mm x 32 mm です。

Item:Model SR-F408L, Standard Radio Corp., Tokyo
画像: スタンダード SR-F408L 中波&長波(2バンド)6石トランジスタラジオ 緑色フレーム 1960年代後期製
▲右側の上にチューニングのツマミ、その下に電源スチッチ&ボリュームです。 裏側の黒いスイッチはバンド切替(上位:中波、下位:長波)です。

Item:Model SR-F408L, Standard Radio Corp., Tokyo
画像: スタンダード SR-F408L 中波&長波(2バンド)6石トランジスタラジオ 緑色フレーム 1960年代後期製
▲電池交換は、キャビネットの裏蓋(フタ)を外して乾電池(単3)X2本を並列に差込みます。
 裏蓋の右下には「台湾製」のシールが貼られています。
 1960年代後期〜1970年代、日本の多くのラジオメーカーは生産拠点を台湾や香港へシフトして行きました。

スタンダード社自身は、トランジスタなど基幹部品の自社製造は行わなかったものの、弱い放送電波を確実に捕捉する受信性能の良さやデザインにおいて設計開発力・実装技術を発揮していた懐かしいメーカーです。

Item:Model SR-F408L, Standard Radio Corp., Tokyo

Rev.:2016. 4.20 (Wed.)
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