商品詳細

スタンダードラジオ・『幻の機種』 SR-K466F 2バンド(FM/AM) 11石トランジスタラジオ受信機・1966年製・純正牛革ケース付き・難あり・ [Item No.PU7JUNE-05]

サイズ: 900g

商品詳細

こちらの商品は、『幻のマイクロ二ック・ルビー』とも言うわれる"Model:SR-K466F"、1966年スタンダード社MICRONIC RUBY・シリーズの
最終アイテム、FM付きの2バンド、しかもこのマイクロ・シリーズ最大の11石トランジスター採用のハイグレード・最高級スペックです。

◆スタンダード社純正の牛革ストラップホルダーが付いています。

今回の入荷品は。ドイツで日本駐在員が多く居るデュッセルドルフから北へ25kmほど行った(ライン川とルール川の合流地点の都市。世界でも有数、
ドイツでは最大の河港がある)デュースブルク市(Duisburg)のヴィンテージカメラのディーラーから入荷したレアな商品です。

■ただこの機種は、(他の機種のようにバリコン直付けのチューニング方式とは異なる)左右にスライドするチューニングメーターの採用により、バリコンとチューニングダイヤルは巻き上げリールとループ状のケーブル(細い糸)で繋がっています。この最終モデルでは、僅か6cmほどの本体でありながら
20cmほどの大きなポータブルラジオと同じような複雑なチューニングメーター構造であることが、このラジオ受信機の難点となっています。この商品は
現状「難あり」です。その詳細は下記をご参照くださいませ。

《製品仕様》
・メーカー: スタンダード株式会社
・型番: Model SR-K466F
・商品名:マイクロニック ルビー
・受信バンド:
  FM・88〜108 MHz
  ※通常の日本のFM帯バンドは『76〜90 MHz』ですが、こちらの商品は、当時の北米及び欧州向けに輸出する計画で製造されたラジオのため、
  FM帯バンドは現地仕様の『88〜108 MHz』です。
  中波・540〜1600kHz
・回路:スーパーヘテロダイン
・トランジスター:11石
・スピーカー:直径約4cm
・電源:DC 4.05V / 水銀電池1.35V (Mercury cells:E-640/RM-640) X 3個
・外寸サイズ:約65mm x 80mm x 34mm
・発売時期:昭和41年 (1966年)
・製造国: MADE IN JAPAN

◆FM用のロッドアンテナは下向き固定から上部に180度回転させ、引き伸ばす構造です。


◆電池フォルダーの蓋はダイキャスト合金の一体構造です。通常、ラジオのこの種の蓋やカバーにはプラスチックが用いられるのですが、高級カメラと
同様に鋳造さらた合金が採用されることは異例です。しかも、1mmの狂いもなくピッタリのサイズで、この蓋はスライド開閉します。





《商品の状態》
・今週、ドイツから入荷した中古品です。
・ラジオの外観は極く小さな擦りキズがある程度で、半世紀前の製品ながら、人が使ってきた形跡を感じさせない、全体的にはたいへん綺麗な状態です。


・付属の豪華なケースの革の表面はピカピカの光沢もあり、とても綺麗な状態です。赤いケース内側も汚れ一つない清潔さを保っています。

・キャビネット本体の背面カバーを開いたところ、内部のプリント基板や構成部品はピカピカに光輝いています。


▼バリコン軸とチューニングダイヤル軸を繋ぐリールとループ状のケーブル機構は画像では見えないプリント基板の裏側にあります。

・キャビネット側面の電池フィルダーは、液漏れはなく綺麗な状態です。

・この商品のチューニングメーターのダイヤルは、空転しています。元の所有者によると、半世紀ほど前に購入したものの殆ど使用することなく革のケースに入れた状態で長期保管していたものだそうです。先月、ヴィンテージカメラのお店で久々に電池を入れて受信状態をテストしている最中にチューニングメーターのツマミが回しても一向に動かない空転状態になったそうです。
よって、チューニングメーターの針はドイツ・デュースブルク市(Duisburg)の地元ラジオ局『Radio Duisburg』92.2MHzの周波数の位置のままで止っています。現状は92.2MHzのFM放送もしくは(AM放送に切替して)720KHzの中波放送のみの受信になります。

・ドイツの仕入れ元のディラーによると「これは、バリコンとチューニングダイヤルは巻き上げリールとループ状の繋がっている細い糸が途中切断しているようだ。」とのことです。ただ、当店ではこのマイクロでしかも沢山のリード線が走り回る最上級スペックの基板を分解し、チューニングの細い糸を引き直す修理は不可能と判断しましたので、現状渡しとなります。
・お客様ご自身でラジオを分解され、チューニング機構の細い糸を引き直し修理可能な方、あるいはスタンダード社のマイクロの大変希少な最終版・最上級機種としてコレクションされる方にお勧めです。
・電源OFF/ON・ボリュームのつまみはスムーズに周ります。音量は小さな音から大きな音まで可変出来ます。東京・板橋の事務所ではラジオ放送の受信は出来ず、「ジャーアー・・・」という雑音が鳴るのみです。
・FM/AMのバンド切替スイッチはスムーズです。

《希少価値》
スタンダード社の一連のModel:SR-H436、Model:SR-H437、Model:SR-H438などの8石のAM仕様のMICRONIC RUBYラジオは日本国内でも広く販売されましたが、この特殊な海外仕様の"Mdel:SR-K466F"については小ロットがアメリカ及びドイツに輸出されただけで絶版になったことから、その存在すら知られず、今日アメリカの数名のヴィンテージラジオ愛好家の所有が確認されているくらいです。

*冒頭に記載のサイズは、商品出荷時の梱包目安総重量(g)です。

Rev.: 2017 - 6 - 3 (土曜日) 18:08

追加の写真

画像: スタンダードラジオ・『幻の機種』 SR-K466F 2バンド(FM/AM) 11石トランジスタラジオ受信機・1966年製・純正牛革ケース付き・難あり・
High-Grade・STANDARD MODEL:SR-K466F MICRONIC-RUBY 11 TRANSISTOR MICRO RADIO,1966 - Japan.
画像: スタンダードラジオ・『幻の機種』 SR-K466F 2バンド(FM/AM) 11石トランジスタラジオ受信機・1966年製・純正牛革ケース付き・難あり・
High-Grade・MICRONIC-RUBY 11 TRANSISTOR MICRO RADIO,1966 - Japan.
画像: スタンダードラジオ・『幻の機種』 SR-K466F 2バンド(FM/AM) 11石トランジスタラジオ受信機・1966年製・純正牛革ケース付き・難あり・
High-Grade・STANDARD MODEL:SR-K466F MICRONIC-RUBY 11 TRANSISTOR MICRO RADIO,1966 - Japan.

*冒頭に記載のサイズは、商品出荷時の梱包目安総重量(g)です。

◆この商品は、上記に記載の通り、『難あり』です。お客様ご自身でラジオを分解され、チューニング機構の細い糸を引き直し修理可能な方、
あるいはスタンダード社のマイクロの大変希少な最終版で、しかも最上級機種としてコレクションされる方にお勧めです。

Rev.: 2017 - 6 - 3 (土曜日) 18:08


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