【伝説のラジオが里帰り】ソニー・TR-610 1958年スピーカー付きで世界最小ＡＭ 6石トランジスタラジオ受信機 レッド・1958年製 [Item No.PU17AUG-24]
【伝説のラジオが里帰り】ソニー・TR-610 1958年スピーカー付きで世界最小ＡＭ 6石トランジスタラジオ受信機 レッド・1958年製
[Item No.PU17AUG-24]
販売価格: 37,800円(税込)
サイズ: 1200g
このソニー製ポケット・サイズのＴＲ－610型 ６石トランジスターラジオは、昭和33年（1958年）に「スピーカー付きで世界最小ＡＭラジオ！」という宣伝文句で登場しました。それから60半が経った今日、この小さなラジオは健在です。NHKの第一放送、同第二放送、TBSラジオ、文化放送、米軍放送、ニッポン放送など各局の中波を大きな音量で元気に受信出来る現役ラジオです。
こちらの商品は、先週アメリカのアンティークストアからの里帰り品です。今回の入荷品はレッド赤色です。
《歴史＆エピソード》
昭和33年（1958年）1月に米国・ニューヨークで起きた”SONY” ラジオの4,000個盗難事件で、当時すっかり話題をさらったソニーのラジオ（TR-63型）ですが、その年の6月に、TR-63型よりも一回り小型軽量になって新発売されたのがこの”TR-610型”であり、今日「伝説のラジオ」と呼ぶ由縁です。
この型番：TR-610には伝説のエピソードがあります。
・昭和33年1月、米国・ニューヨークの倉庫から4,000個を盗み出した盗賊は、他社のトランジスターラジオには手を着けずに”SONY”を選んでいました。
・SONY製ラジオがアメリカで成功を収めた後、多くのニューヨーク市民は”SONY”ラジオは日本製でなく、「米国・New York＝N.Y.製」だと思っていたそうです。当時、日本製は安くて壊れやすく、しかも見た目が悪いという日本製品の常識を打破した製品だったこと、そして”SONY”の名前の２文字”NY”は「ニューヨーク」とも読めますし、実際ソニーはニューヨークにも看板を掲げたオフィスを既に持っていたことなどから、いち早くアメリカ国民に受け入れられた日本製ラジオだということが窺えます。
昔、アジアの小国だった日本のソニーTR-610型は、当時国内よりも欧米への輸出、先行販売されました。
この1958〜1959年当時アメリカの”SONY”販売代理店であったニューヨーク市の”デルモ二コ インターナショナル（Delmonico International）”社の積極的な全米向け販売キャンペーンに支えられ、このラジオの生産・販売量は飛躍的に伸びました。
そして、この”TR-610”型は日本製品の常識を打破した斬新なラジオであったことは言うまでありませんが、広大なアメリカに網の目状に電子機器の卸販売ネットワークを持つ”デルモ二コ インターナショナル（Delmonico International）”社の功績も大きいと思われます。
ソニーはアメリカに於いては1955年9月以降の”デルモ二コ インターナショナル（Delmonico International）”社との関係を打破し、1960年2月15日に”米国ソニー（Sony Corporation of America） ”設立（下の写真参照：昭和35年設立当初のアメリカ・ソニーの社内風景）するまでは独自の販売チャネルを持っていませんで。
▲著作（C) Sony Corporation of America, New York
1960年(昭和35年)設立当時のニューヨークの米国ソニー
よって、1958年〜1959年末まで、アメリカ市場で販売された”TR-610”には、日本国内とは差別化されて”デルモ二コ インターナショナル（Delmonico International）”社の特製の重厚な作りのライトブラウンカラーのゴージャスな牛革の本格的ショルダーケース（バック）を付属しました。そのケースには”Delmonico International”の金箔文字がありました。
参考まで、当時日本国内で販売された”TR-610”にはチープな黒いソフトレザーケースが付いていました。
▼参考画像：当時アメリカで最も人気があった雑誌『 LIFE （ライフ）』誌に掲載されたソニーTR-610の広告 1959年
この斬新なデザインと性能の優秀さで大評判となり、1960年までの僅か2年間で、日本を含む世界各地へ50万台が売られていった。そうしたなか、海外の一流デパートや高級専門店では競ってこの”TR-610”を展示し、一時はプレミアム付きで取り引きされるほどに大ヒットした『伝説のラジオ』、この”TR-610”の成功は、今日の”Made in Japan”、”SONY（ソニー）”の名を決定的に諸外国に知らしめる役割を果たした歴史に残る『伝説のラジオ』と言えます。
◆こちらぱれっとストアが販売するこの”TR-610”は、アメリカからの里帰り品につき、1958年当時アメリカのソニー販売代理店”Delmonico International”社の茶色い牛革ケースが付きます。約60年振りにアメリカのアンティークショップから逆輸入した商品です。
＊なお、上記に記載したサイズは商品梱包出荷時の見込み重量（g）です。
Rev.： 2017年8月28日（月j曜日）
こちらの商品は、先週アメリカのアンティークストアからの里帰り品です。今回の入荷品はレッド赤色です。
《歴史＆エピソード》
昭和33年（1958年）1月に米国・ニューヨークで起きた”SONY” ラジオの4,000個盗難事件で、当時すっかり話題をさらったソニーのラジオ（TR-63型）ですが、その年の6月に、TR-63型よりも一回り小型軽量になって新発売されたのがこの”TR-610型”であり、今日「伝説のラジオ」と呼ぶ由縁です。
この型番：TR-610には伝説のエピソードがあります。
・昭和33年1月、米国・ニューヨークの倉庫から4,000個を盗み出した盗賊は、他社のトランジスターラジオには手を着けずに”SONY”を選んでいました。
・SONY製ラジオがアメリカで成功を収めた後、多くのニューヨーク市民は”SONY”ラジオは日本製でなく、「米国・New York＝N.Y.製」だと思っていたそうです。当時、日本製は安くて壊れやすく、しかも見た目が悪いという日本製品の常識を打破した製品だったこと、そして”SONY”の名前の２文字”NY”は「ニューヨーク」とも読めますし、実際ソニーはニューヨークにも看板を掲げたオフィスを既に持っていたことなどから、いち早くアメリカ国民に受け入れられた日本製ラジオだということが窺えます。
昔、アジアの小国だった日本のソニーTR-610型は、当時国内よりも欧米への輸出、先行販売されました。
この1958〜1959年当時アメリカの”SONY”販売代理店であったニューヨーク市の”デルモ二コ インターナショナル（Delmonico International）”社の積極的な全米向け販売キャンペーンに支えられ、このラジオの生産・販売量は飛躍的に伸びました。
そして、この”TR-610”型は日本製品の常識を打破した斬新なラジオであったことは言うまでありませんが、広大なアメリカに網の目状に電子機器の卸販売ネットワークを持つ”デルモ二コ インターナショナル（Delmonico International）”社の功績も大きいと思われます。
ソニーはアメリカに於いては1955年9月以降の”デルモ二コ インターナショナル（Delmonico International）”社との関係を打破し、1960年2月15日に”米国ソニー（Sony Corporation of America） ”設立（下の写真参照：昭和35年設立当初のアメリカ・ソニーの社内風景）するまでは独自の販売チャネルを持っていませんで。
▲著作（C) Sony Corporation of America, New York
1960年(昭和35年)設立当時のニューヨークの米国ソニー
よって、1958年〜1959年末まで、アメリカ市場で販売された”TR-610”には、日本国内とは差別化されて”デルモ二コ インターナショナル（Delmonico International）”社の特製の重厚な作りのライトブラウンカラーのゴージャスな牛革の本格的ショルダーケース（バック）を付属しました。そのケースには”Delmonico International”の金箔文字がありました。
参考まで、当時日本国内で販売された”TR-610”にはチープな黒いソフトレザーケースが付いていました。
▼参考画像：当時アメリカで最も人気があった雑誌『 LIFE （ライフ）』誌に掲載されたソニーTR-610の広告 1959年
この斬新なデザインと性能の優秀さで大評判となり、1960年までの僅か2年間で、日本を含む世界各地へ50万台が売られていった。そうしたなか、海外の一流デパートや高級専門店では競ってこの”TR-610”を展示し、一時はプレミアム付きで取り引きされるほどに大ヒットした『伝説のラジオ』、この”TR-610”の成功は、今日の”Made in Japan”、”SONY（ソニー）”の名を決定的に諸外国に知らしめる役割を果たした歴史に残る『伝説のラジオ』と言えます。
◆こちらぱれっとストアが販売するこの”TR-610”は、アメリカからの里帰り品につき、1958年当時アメリカのソニー販売代理店”Delmonico International”社の茶色い牛革ケースが付きます。約60年振りにアメリカのアンティークショップから逆輸入した商品です。
＊なお、上記に記載したサイズは商品梱包出荷時の見込み重量（g）です。
Rev.： 2017年8月28日（月j曜日）
追加の写真
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◆ラジオ本体に付くスタンドアームは可変式です。折り畳んだり、手で持ったり、斜めに立てたり、角度が変えられる仕組みです。その角度によってはアームの止りに緩みがあります。
◆付属品として、アメリカ・ニューヨークのSONY販売元の重厚な特製牛革ケース（ブラウンカラー）が付きます。
そのケースには”Delmonico International”の金箔文字が元来ありますが、その文字の型押しは少し残りますが、その文字の金箔文字は剥げ落ちています。
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◆ラジオの内部は、電池液漏れはなく綺麗です。
◆乾電池は市販の006Ｐ（９V）を１本です。
◆赤いキャビネット本体には部分的にヒビ割れがあったところを修復した跡【画像参照のこと。】があります。その他は小さな擦り傷程度です。
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《動作確認》
●受信状況はMW（中波＝NHK,TBS,文化放送、米軍放送、ニッポン放送など各局）の受信を元気良く確認しました。
●受信状態は 好調です。
●電源OFF/ONボリュームやチューニングの動作に問題なく、好調です。
《外観の状態》
●外観：比較的綺麗な中古品です。キャビネット本体には部分的にヒビ割れがあり、修復跡【画像参照のこと。】があります。その他は小さな擦り傷程度です。
●内部：液漏れやカビもなく美しい状態です。
●ツマミ：電源OFF/ONボリュームやチューニングの各ツマミには破損はなくスムーズに回転します。
●付属品：説明書、イヤフォンは付きません。付属の牛革ケースはハンディーベルトが取れ、破れている部分があります。
※なお、上記に記載したサイズ(g)は商品梱包出荷時の目安重量（グラム）です。
Rev.： 2017年8月28日（月曜日）
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