東芝・MODEL-GP-70 SOLID STATE （トランジスタ式）ステレオ　ポータブルレコードプレーヤー電蓄　1971年・日本製品 [Item No.PU20JAN-15]

こちらの商品は、アナログレコード最盛期の時代にヒットした、TOSHIBA 東芝 のトランジスターによる電子回路の「東芝 SOLID STATE STEREO MODEL GP-70」です。中古市場に出ている各社のポータブルレコードプレーヤーの多くは、モノラルサウンドですが、こちらの商品は、希少なステレオサウンドで、しかも殆ど使用されていな綺麗な状態です。
この商品の状態は実働品で、稼働確認済みです。

◆製品本体は、丈夫でスリ傷が付きにくいソフト・プラスチックです。

ポータブルレコードプレーヤー「GP-70」。SOLID STATE(トランジスター)式アンプとスピーカーを内蔵し、
一般家庭用コンセント100Vで動作、これ1台でレコード演奏が楽しめます。
1970年代初期に製造されたレトロな東京芝浦電気ポータブルレコードプレーヤー「GP-70」です。

ポータブルレコードプレーヤーは、小さくて操作が簡単で持ち運びが楽で、カセットテープが普及する前にレコードを一般家庭で楽しむための小型電蓄として松下電器、東芝、サンヨー、コロンビアなど各社から発売されておりました。雑誌などに付録で付いていた「ソノシート」を聴いたりも出来、テレビ番組のテーマソングや童謡のレコードをかけたり愛用された時代がありました。アナログレコード最盛期の発売品ですが、こちらの商品の音響はステレオです。左右２つの円形スピーカー内蔵で、左右にそれぞれ音量ボリューム・つまみが付いている楽しい製品です。

レコード盤を載せて電源・音量つまみを回すすと、ターンテーブルが回転して音声が鳴ります。

▼トーンアームはダイナミックバランス型。

▼レコード演奏エージングテストは良好です。クリスタルカートリッジは、多少の劣化はありますが交換せずに現状使用可能です。
※注：画像にあるレコード盤は付きません。

▼電気コードは収納できます。

▼製品銘鈑です。

《製品仕様》
・メーカー：　東京芝浦電気
・名称； 東芝 ステレオポータブルレコードプレーヤー電蓄 GP-70
・形式：　Model GP-70
・製品カラー：サーモン（オレンジピンク）とアイボリー色
・主な素材：ソフトプラスチック製
・定格電圧：　家庭用コンセント100V ・50/60ヘルツ両用
・定格消費電力：　2W
・定格音声出力：2W （１W X 2）
・スピーカー： 8Ω・１W X 2基
・レコード回転数：　33回転、45回転
・サウンド：　左右独立の音声ボリューム
・定格周波数：　50Hz ／ 60Hz
※静岡県の富士川と新潟県の糸魚川を境に、日本列島は東と西でほぼ真っ二つに50hzと60hzの地域に分かれています。この製品は50Hz 東日本および60Hz 西日本の両方に対応しています。よって、日本国内の全てでレコードの回転数に狂いがなく利用出来ます。
・外寸サイズ： 横幅約40cm X 高さ約22cm (取っ手を含む高さ26cm) X 厚み約8cm
・重量： 約2．5kg

《商品の状態》
・使用頻度が少ない中古品、実働品、稼働確認済み
・本体にひび割れや目立つ傷はなく、綺麗な状態です。
・レコード針付き、直ぐにご使用になれます。
・33回転・45回転スムーズに切れ替え出来ます。
・左側サウンド・右側サウンド共に電源OFF/ONボリームつまみは正常です。
・ドーナツ盤レコード用の円形アダプター（アクリールプラスチック製）付いてます。
・紙箱、取扱説明書は付きません。
・画像にある 『やさしく歌って』 のドーナツ盤レコードは付きません。

現在、ポータブルサイズのレコードプレーヤーはレトロなレコード盤への郷愁や復活によって、中国製のIC（集積電子回路）式の音響アンプによるポータブル・レコードプレーヤーの新製品が1万円前後で電機量販店に並んでいますが、古いレコードはやはりSOLID STATE （トランジスター）の当時のプレーヤーで聴きたいのがマニアの思い。これは昭和50年頃に東芝で製造された製品です。残念ながら据え置き型の大型ステレオと比較すると、ポータブルサイズは性能面では劣るものの持ち運びや収納が便利な利点もあります。回転数の切り替えは33と45回転の切り替えが可能です。

◆この製品本体の主な素材は、ソフトなプラスチック製です。

＊冒頭に記載のサイズは、商品出荷時の梱包目安総重量（g）です。

Rev.: 2020- 1 - 17 (金曜日）

▼参考画像：発売当時の東芝製ポータブルステレオ電蓄の広告
　※当時の東芝の広告のキャッチコピーは『明日をつくる技術の東芝』でした。