STANDARD製 13石FM-AM RADIO CASSETTE TAPE RECORDER SR-T137F 日本国内向け仕様(J)1969年【未使用品】 [Item No.n13nov-15]

STANDARD製 13石FM-AM RADIO CASSETTE TAPE RECORDER SR-T137F 日本国内向け仕様(J)1969年【未使用品】 [Item No.n13nov-15]

サイズ: 2500g

こちらの商品はスタンダード社の"FM-AM RADIO CASSETTE TAPE RECORDER SR-T137FJ"です。ラジオカセットレコーダーは一般的にラジカセとも呼ばれ、コンパクトカセットテープレコーダー(テレコ)にラジオチューナーを内蔵した音響機器です。その他にアンプとスピーカーを備える、いわゆるオールインワン型製品です。これはFM-AM ラジオ及びラジオ受信用ロッドアンテナを装備したポータブルサイズのカセットテープレコーダー。 このSR-T137FJは単なるラジカセ製品ではないと思います。1953年からのスタンダード社のポータブルラジオの製造と1959年からのテープレコーダーの製造で培ってきた技術の集大成とも言える製品です。
この”SR-T137F”は1969年の発売と同時に主に北米向けに輸出されましたが、こちらの商品は”SR-T137F”の国内向け=J、”SR-T137FJです。

■状態
ダンボール箱に入ったままで長期間電気店の倉庫に眠っていたデッドストック品、未使用、新品ですが、テープレコーダーは駆動部分の経年劣化等により可動しません。
またラジオ放送については、(東京都板橋区の事務所で)NHK第2(693MHz)、AFN TOKYO米軍放送(810MHz)、AFN TOKYO米軍放送(810MHz)、TBSラジオ(954KHz)、文化放送(1,134MHz)、FM東京(80MHz)、FMジャパン(81.3MHz)、NHK FM(82.5MHz)は受信出来ましたがNHK第1(594MHz)は「イー・・・」という音が聞こえるだけです。
こちらの商品はテープレコーダーのみならずラジオとしても実用的ではございません。
よって、コレクションアイテムとしてお持ちになられる方、あるいは修理される方向けの商品です。

・「LEVEL」計は可動しています。
・ロッドアンテナは真っ直ぐ伸びます。
・「AM 」「FM」「 AFC」 スライド切り替えスイッチは接触不良が起きる場合があります。2、3度左右にスライドすることにより切り替えが出来ています。
・ACアダプターは付いていません。
・マイク、マイクケース、革ケース、ショルダー、説明書、イヤホン、綿棒、ダンボール箱が付いています。

《製造国表示》 
Made in Japan / 日本

なお、上記に記載したサイズは商品梱包出荷時の見込み重量です。

Rev.:2013.11.20 Wed.







◆ロッドアンテナを伸ばした状態です。
 注)、背後に写る家具、オーディオ製品は商品ではございません。


▼付属のスタンダード社純正の革ケース


▼製品本体はビニールに包まれ、革ケースに収まった状態で長年保管されていました。


▼新品のイヤホン、ショルダー、マイク、マイク台、マイクケースなど付属品の一式です。




◆取扱い説明書、保証書、ディスプレー用値札、専用綿棒


▼ダンボール箱の状態も綺麗です


■製品仕様
・外寸:205mm x 166mm x 68mm
・重量:1,700g
・使用トランジスター:13石
・電気的出力:800mW
・電源:6V/単二乾電池 X 4個
・回路方式:2バンドFM/AMスーパーヘテロダイン
・受信周波数:AMバンド535〜1,605KHz
         FMバンド76〜90MHz
・フェライトコアアンテナ10Фmm X 120mm
・ロッドアンテナ550mm
・入力端子:マイクロホン、外部電源、AUX
・出力端子:外部スピーカー

■備考
STANDARD(スタンダード)は、世界的に知られる- マイクロルビーやポータブルラジオメーカー「スタンダード工業株式会社」のブランド名(1975年以降は日本マランツ)です。

1953年(昭和28年) - スタンダード無線工業株式会社、東京都世田谷区に設立、ポータブルラジオ受信機の製造販売開始
1959年(昭和34年) - テープレコーダーの製造販売開始
1961年(昭和36年) - 神奈川県相模原市(現 相模原市南区)に移転
1962年(昭和37年) - 株式の額面変更を目的にスタンダード工業株式会社に吸収合併。東証第二部に上場
1968年(昭和43年) - アメリカのスーパースコープ社と提携し「marantz」ブランド製品の設計・生産及び国内販売業務開始
1971年(昭和46年) - 第三者割当増資実施、全額を引き受けたスーパースコープ社が持株比率50%となり同社の傘下となる
1975年(昭和50年) - スタンダード工業株式会社が日本マランツ株式会社に商号変更

スタンダード工業が自社製品に使用していたブランド。“逆三角形の枠の中に「SR」”のマークもあった。社名が日本マランツとなった1975年からは通信機専用のブランドとなる。斬新な形状の無線機を多く発売することで知られた。1998年に通信機事業部が八重洲無線へ売却された際にSRマークは消えました。

これは単なるラジカセ製品ではないと思います。1953年からのポータブルラジオの製造と1959年からのテープレコーダーの製造で培ってきた技術の集大成とも言える製品です。

*発売当時の価格:25,900円。

追加の写真

  • ▲SR-T137FJ 本体の外寸:205mm x 166mm x 68mm
  • ▲本体の裏面

    電源:6V/単二乾電池 X 4個の挿入はこの裏面カバーを外して行います。
  • ▲ダンボール箱に入ったままで長期間電気店の倉庫に眠っていたデッドストック品、未使用、新品ですが、テープレコーダーは駆動部の経年劣化等により可動しません。
    またラジオ放送については、(東京都板橋区の事務所で)NHK第2(693MHz)、AFN TOKYO米軍放送(810MHz)、AFN TOKYO米軍放送(810MHz)、TBSラジオ(954KHz)、文化放送(1,134MHz)、FM東京(80MHz)、FMジャパン(81.3MHz)、NHK FM(82.5MHz)は受信出来ましたがNHK第1(594MHz)は「イ〜イ〜」という音が聞こえるだけです。

    こちらの商品はテープレコーダーのみならずラジオとしても実用的ではございません。よって、コレクションアイテムとしてお持ちになられる方、あるいは修理される方向けの商品です。




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