SONY 8F-48 【Solid State Family W】 9石 FM/AMホームラジオ1968年式 ソニー ヴィンテージ・ラジオ [Item No.U14JULY-01]
SONY 8F-48 【Solid State Family W】 9石 FM/AMホームラジオ1968年式 ソニー ヴィンテージ・ラジオ
[Item No.U14JULY-01]
サイズ: 2900g
こちらの1968年製、ウッド・木製キャビネットのトランジスターラジオは、「8F-48」型という風変わりな名称です。先に、1966年に発売された8F-38型 『ソリッドステートファミリD』のバリエーションとして1968年に登場しました。8F-38型が斬新なデザインであったことから1966年の通商産業省(現経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」を受賞した、デザインが優れていると認められた名機でしたが、その後継機です。
8F-48型、その愛称の『ソリッドステートファミリ W』の"W"は「WOOD(木製)」の意味で、8F-38型のデザインのコンセプトを維持しながらプラスチック製から高級感ある木製キャビネットへ変更したものです。回路搭載トランジスターは9石です。
サイズは、幅(245mm)、高さ(255mm)、厚み(108mm)と意外とコンパクトな創りです。薄型の特異なデザインは、背面に持ち運び用の取っ手があり、その上、壁掛け用のねじ穴が設けられていることから、さまざまな使い方に対応したコンパクト設計のホームラジオと言えます。
ただ、この8F-48型では、据え置き型を重視したコンセプト設計になり、8F-38型にあった頭部の折り畳み式ロッドアンテナは消え、内蔵アンテナ棒と内蔵プレート(板)アンテナ、外部アンテナ端子となっています。
▼参考画像:発売当時のSONYカタログ
1968年3月1日の発売開始に合わせて、このラジオ本体と同一デザインの『ステレオアダプタ』 STA-48型が併せて発売され、ラジオ本体「8F-48」+「STA-48」の両方を購入してセットにすることにより、簡単にFMのステレオ放送が楽しめます。ステレオアダプタはこのラジオから電源を取るようになっていて、専用のケーブルで接続すると、このラジオ本体の右に対して、ステレオの左チャンネルとして動作します。なお、こちらの商品は8F-48型のみ、『ステレオアダプタ』 STA-48型は付きません。
この8F-48ラジオ本体の裏側には、テープレコーダー入力ジャックとフォノ入力ジャックがあり、別売りのソニーのレコードプレーヤーやテープレコーダーを繋いで楽しむことが出来ました。ちなみに、最初の8F-38型の発売期間は1966年〜1968年で約3年間であったのに対して、この8F-48型は1968年だけの僅か数ヶ月間で絶版となり、今日こちらのSONY製品は希少になっています。
スピーカーカバーに”SONY SOLID STATE”のエンブレムが付いて引き立っています。
▼FM/AMラジオ 8F-48型のフロントパネル付近です。
右上の大きなツマミはチューニング(選局)。左(上)のホワイト色の丸いボタンはチューニングメーターの照明スイッチ、左(下)イヤホンジャック。そして、ワンタッチスイッチ左側からグレー色は電源「OFF」、中央は「FM放送」に切れ替え、右は「AM放送」に切り替えるスイッチです。右隅の小さなツマミは左から「TONE」、「ボリューム」です。
▼左右側面です。製品名に「W(WOOD)」と名付けられているように、実際に木工加工されたキャビネットです。
▼裏側です。背面に持ち運び用の取っ手があります。壁掛け用のねじ穴が2つ設けられています。左下の隅に飛び出たリード線は2本、”ANT.”という名札は「アンテナ」線、”E”という名札は「アース」線です。
▼電池ボックスを開いた画像です。乾電池で稼動する場合は単一乾電池4本を使用しますが、こちら商品にはAC電源コード(グレー色)が付いています。差込式のため、取り外しは自由です。
▼裏側にあるコネクター部の拡大画像です。上からテープレコーダー。タイマー。中央の穴3個は「ステレオ アダプター」プラグ差込口。下は家庭用電源コード差込口です。
▼8F-48型の裏側右上は、FM放送の外部アンテナジャックです。
《外観の状態》
・中古品です。ヴィンテージラジオの愛好家を経て入荷した整備品です。
・中波とFM放送の2バンド、9石トランジスターラジオ受信機です。
・本体のキャビネットは高級感あるウッド(木製)です。その外観には擦りキズや経年汚れがあります。
木製キャビネット表面は木工の補修がない、オリジナルです。
・付いているツマミはすべてSONY純正品、オリジナルのパーツです。
・繊維素材のスピーカー・カバーのタルミや破れはなく、良好です。
・キャビネット表面のチューニングメーター付近はクリヤーで綺麗です。
・キャビネット裏側の電池収納、ケーブル収納のカバーは、付いています。
・電池フォルダーは電池漏れもなく、綺麗です。
・キャビネット裏側の「PULL」ボタンを引っ張る電池収納のカバーは、スムーズに開閉できます。
《動作の確認》
・受信状態はAM、FM両バンドともにガリなし良好、好調に受信しています。
・各ツマミの動作良好。ワンタッチ式のFMとAMのバンド切替スイッチもスムーズに切り替わります。
・受信状況は東京都板橋区内の事務所にてMW(中波=NHK1,NHK2,TBS,文化放送、AFN TOKYO米軍放送、ニッポン放送)、FM(NHK,J-WAVE,FM-東京)の受信を確認しました。
・受信状態は FM-AM 共に好調、高感度ラジオであることを実感できます。
・チューニング(選局)、TONEコントロール、ボリュームのツマミはスムーズに回り、問題ございません。
・電源はAC家庭用コンセント、及び乾電池(単一乾電池4本)の両方が使用できます。
《付属品》
・家庭用AC電源コード
注)、取扱説明書、イヤホン、乾電池は付きません。
なお、上記に記載したサイズは商品梱包出荷時の見込み重量(g)です。
Rev.: 2014.07.01 Tue.
8F-48型、その愛称の『ソリッドステートファミリ W』の"W"は「WOOD(木製)」の意味で、8F-38型のデザインのコンセプトを維持しながらプラスチック製から高級感ある木製キャビネットへ変更したものです。回路搭載トランジスターは9石です。
サイズは、幅(245mm)、高さ(255mm)、厚み(108mm)と意外とコンパクトな創りです。薄型の特異なデザインは、背面に持ち運び用の取っ手があり、その上、壁掛け用のねじ穴が設けられていることから、さまざまな使い方に対応したコンパクト設計のホームラジオと言えます。
ただ、この8F-48型では、据え置き型を重視したコンセプト設計になり、8F-38型にあった頭部の折り畳み式ロッドアンテナは消え、内蔵アンテナ棒と内蔵プレート(板)アンテナ、外部アンテナ端子となっています。
▼参考画像:発売当時のSONYカタログ
1968年3月1日の発売開始に合わせて、このラジオ本体と同一デザインの『ステレオアダプタ』 STA-48型が併せて発売され、ラジオ本体「8F-48」+「STA-48」の両方を購入してセットにすることにより、簡単にFMのステレオ放送が楽しめます。ステレオアダプタはこのラジオから電源を取るようになっていて、専用のケーブルで接続すると、このラジオ本体の右に対して、ステレオの左チャンネルとして動作します。なお、こちらの商品は8F-48型のみ、『ステレオアダプタ』 STA-48型は付きません。
この8F-48ラジオ本体の裏側には、テープレコーダー入力ジャックとフォノ入力ジャックがあり、別売りのソニーのレコードプレーヤーやテープレコーダーを繋いで楽しむことが出来ました。ちなみに、最初の8F-38型の発売期間は1966年〜1968年で約3年間であったのに対して、この8F-48型は1968年だけの僅か数ヶ月間で絶版となり、今日こちらのSONY製品は希少になっています。
スピーカーカバーに”SONY SOLID STATE”のエンブレムが付いて引き立っています。
▼FM/AMラジオ 8F-48型のフロントパネル付近です。
右上の大きなツマミはチューニング(選局)。左(上)のホワイト色の丸いボタンはチューニングメーターの照明スイッチ、左(下)イヤホンジャック。そして、ワンタッチスイッチ左側からグレー色は電源「OFF」、中央は「FM放送」に切れ替え、右は「AM放送」に切り替えるスイッチです。右隅の小さなツマミは左から「TONE」、「ボリューム」です。
▼左右側面です。製品名に「W(WOOD)」と名付けられているように、実際に木工加工されたキャビネットです。
▼裏側です。背面に持ち運び用の取っ手があります。壁掛け用のねじ穴が2つ設けられています。左下の隅に飛び出たリード線は2本、”ANT.”という名札は「アンテナ」線、”E”という名札は「アース」線です。
▼電池ボックスを開いた画像です。乾電池で稼動する場合は単一乾電池4本を使用しますが、こちら商品にはAC電源コード(グレー色)が付いています。差込式のため、取り外しは自由です。
▼裏側にあるコネクター部の拡大画像です。上からテープレコーダー。タイマー。中央の穴3個は「ステレオ アダプター」プラグ差込口。下は家庭用電源コード差込口です。
▼8F-48型の裏側右上は、FM放送の外部アンテナジャックです。
《外観の状態》
・中古品です。ヴィンテージラジオの愛好家を経て入荷した整備品です。
・中波とFM放送の2バンド、9石トランジスターラジオ受信機です。
・本体のキャビネットは高級感あるウッド(木製)です。その外観には擦りキズや経年汚れがあります。
木製キャビネット表面は木工の補修がない、オリジナルです。
・付いているツマミはすべてSONY純正品、オリジナルのパーツです。
・繊維素材のスピーカー・カバーのタルミや破れはなく、良好です。
・キャビネット表面のチューニングメーター付近はクリヤーで綺麗です。
・キャビネット裏側の電池収納、ケーブル収納のカバーは、付いています。
・電池フォルダーは電池漏れもなく、綺麗です。
・キャビネット裏側の「PULL」ボタンを引っ張る電池収納のカバーは、スムーズに開閉できます。
《動作の確認》
・受信状態はAM、FM両バンドともにガリなし良好、好調に受信しています。
・各ツマミの動作良好。ワンタッチ式のFMとAMのバンド切替スイッチもスムーズに切り替わります。
・受信状況は東京都板橋区内の事務所にてMW(中波=NHK1,NHK2,TBS,文化放送、AFN TOKYO米軍放送、ニッポン放送)、FM(NHK,J-WAVE,FM-東京)の受信を確認しました。
・受信状態は FM-AM 共に好調、高感度ラジオであることを実感できます。
・チューニング(選局)、TONEコントロール、ボリュームのツマミはスムーズに回り、問題ございません。
・電源はAC家庭用コンセント、及び乾電池(単一乾電池4本)の両方が使用できます。
《付属品》
・家庭用AC電源コード
注)、取扱説明書、イヤホン、乾電池は付きません。
なお、上記に記載したサイズは商品梱包出荷時の見込み重量(g)です。
Rev.: 2014.07.01 Tue.
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