シャープ Model FX-184J 2バンド(FM/AM) 6石トランジスタラジオ 1972年型 [Item No.PU6JULY-01]
シャープ Model FX-184J 2バンド(FM/AM) 6石トランジスタラジオ 1972年型
[Item No.PU6JULY-01]
サイズ: 800g
こちらの商品は、昭和47年(1972年)に発売されたAMとFMが使えるトランジスターラジオです。日本製のポータブルラジオは、1960年代後半までAM(中波)とSW(短波)の組み合わせが多かったが、それ以降はAMとFMの組み合わせが主流になりました。
ケース左に携帯ストラック(紐)を付けることが出来るポケット型ラジオではあるものの全高約14cm(アンテナを含まないサイズ)は従来のシャープ製ポケット型ラジオ(BP-102JやBP-110Jなど)よりも3cmほど縦長の設計です。チュニングメーターはFM/AMが上下標記され、FM放送用のロッドアンテナはケース右隅に埋め込まれています。少し飛び出たアンテナの先端金具を引き出すと最大50cmほど真っ直ぐに伸びます。
クロームメッキのケース・フレーム、黒地に水色のコンテンツのチューニングメーター、艶消しブラックのパンチング・メッシュメタルのスピーカーカバー、そして背面には黒色のケースを採用して全体的に直線ラインの保守的なデザインを実現しています。とってもシンプルな作りがかえって飽きのこないデザインなのかも知れません。
近年のシリコンやICのラジオと比較するとスピーカーから流れて来る音はトーンのキーが高いような気がします。昔のゲルマニウムトランジスタの独特な音をお楽しみいただけます♪
《製品仕様》
・メーカー:早川電機株式会社
・型番:FX-184J
※主なスペックや部品構成は変わりませんが、発売初期の「日本製」とその後の「台湾製」があります。
日本製品には電池フォルダーのカバーの隅に「JAPAN」の文字が刻まれており、一方台湾 製にはケース内側の紙のラベル(銘鈑)に"MADE IN TAIWAN"と印刷されています。
・外寸:本体サイズ(約):14cm X 8cm X 3cm
・受信バンド:FM:76〜90MHz
AM:530〜1605kHz
・電源:単三乾電池 4本
・トランジスター:日立製作所製、6石
・スピーカー:シャープ製 6P-81H 10Ω 0.3W 直径6.0cm
・ポリバイコン:ミツミ電機製
・製造年:昭和47年(1972年)
・製造国:"Made in Taiwan" 台湾
※1972年製品としては珍しいプリント基板にはゲルマニウムトランジスターが採用されています。Hitachi, Ltd.(日立製作所)が開発した低周波電力増幅用のゲルマニウムトランジスター2SB75等の6石ラジオです。
▼オーバーホールしたケース内部、画像左は電池フォルダー。
◎取扱い説明書、イヤフォン、乾電池は付きません。
《商品状態》
・セコンドハンド、中古品です。
・オーバーホール清掃、調整済みです。
・ケースに一箇所修理の跡があります【下側の修理画像を参照】。
・擦り傷・汚れがあります。
・稼働品です。
《動作確認》
●電源スイッチ&ボリュームのツマミは滑らかに回り、問題はございません。
●ボリュームのツマミ回転時のガリ音、雑音もなく快適な放送が楽しめます。
●東京都板橋区における受信状況は、AM(中波=NHK第1、NHK第2、TBSラジオ,AFN (American Forces Network) ラジオ(アメリカ軍放送)、文化放送など各局)、FM放送(NHK,J-WAVE,FM-TOKYOなど)の受信を確認しました。
●受信状態は AM放送及びFM放送 共に高感度です。
※NHK-FMと東京FMは、アンテナを畳んだままの状態で放送が聴けました。
*冒頭に記載のサイズは、商品出荷時の梱包目安総重量(g)です。
Rev.: 2016-07-01 FRIDAY
ケース左に携帯ストラック(紐)を付けることが出来るポケット型ラジオではあるものの全高約14cm(アンテナを含まないサイズ)は従来のシャープ製ポケット型ラジオ(BP-102JやBP-110Jなど)よりも3cmほど縦長の設計です。チュニングメーターはFM/AMが上下標記され、FM放送用のロッドアンテナはケース右隅に埋め込まれています。少し飛び出たアンテナの先端金具を引き出すと最大50cmほど真っ直ぐに伸びます。
クロームメッキのケース・フレーム、黒地に水色のコンテンツのチューニングメーター、艶消しブラックのパンチング・メッシュメタルのスピーカーカバー、そして背面には黒色のケースを採用して全体的に直線ラインの保守的なデザインを実現しています。とってもシンプルな作りがかえって飽きのこないデザインなのかも知れません。
近年のシリコンやICのラジオと比較するとスピーカーから流れて来る音はトーンのキーが高いような気がします。昔のゲルマニウムトランジスタの独特な音をお楽しみいただけます♪
《製品仕様》
・メーカー:早川電機株式会社
・型番:FX-184J
※主なスペックや部品構成は変わりませんが、発売初期の「日本製」とその後の「台湾製」があります。
日本製品には電池フォルダーのカバーの隅に「JAPAN」の文字が刻まれており、一方台湾 製にはケース内側の紙のラベル(銘鈑)に"MADE IN TAIWAN"と印刷されています。
・外寸:本体サイズ(約):14cm X 8cm X 3cm
・受信バンド:FM:76〜90MHz
AM:530〜1605kHz
・電源:単三乾電池 4本
・トランジスター:日立製作所製、6石
・スピーカー:シャープ製 6P-81H 10Ω 0.3W 直径6.0cm
・ポリバイコン:ミツミ電機製
・製造年:昭和47年(1972年)
・製造国:"Made in Taiwan" 台湾
※1972年製品としては珍しいプリント基板にはゲルマニウムトランジスターが採用されています。Hitachi, Ltd.(日立製作所)が開発した低周波電力増幅用のゲルマニウムトランジスター2SB75等の6石ラジオです。
▼オーバーホールしたケース内部、画像左は電池フォルダー。
◎取扱い説明書、イヤフォン、乾電池は付きません。
《商品状態》
・セコンドハンド、中古品です。
・オーバーホール清掃、調整済みです。
・ケースに一箇所修理の跡があります【下側の修理画像を参照】。
・擦り傷・汚れがあります。
・稼働品です。
《動作確認》
●電源スイッチ&ボリュームのツマミは滑らかに回り、問題はございません。
●ボリュームのツマミ回転時のガリ音、雑音もなく快適な放送が楽しめます。
●東京都板橋区における受信状況は、AM(中波=NHK第1、NHK第2、TBSラジオ,AFN (American Forces Network) ラジオ(アメリカ軍放送)、文化放送など各局)、FM放送(NHK,J-WAVE,FM-TOKYOなど)の受信を確認しました。
●受信状態は AM放送及びFM放送 共に高感度です。
※NHK-FMと東京FMは、アンテナを畳んだままの状態で放送が聴けました。
*冒頭に記載のサイズは、商品出荷時の梱包目安総重量(g)です。
Rev.: 2016-07-01 FRIDAY
追加の写真
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▼ケースの背面の一番下に電池フォルダーの蓋(カバー)があります。
※蓋の右下には長方形の溝があります。発売初期の製品には「JAPAN」の文字がありましたが、生産を台湾工場に移行して製造されてからは単なる
無地の四角い溝になりました。こちらの製品は台湾の工場で造られた製品です。
■FM放送も聴ける
1960年当時、大小メーカーが乱立する日本のトランジスタラジオについては、主に北米向けの大幅値下げのダンピング輸出を規制する目的から、通産省は高付加価値の高級品への転換を各メーカーに促す施策を行いました。
従来の中波にFMを付けた2バンドのラジオは高級機種として輸出許可の際に優遇されたことから、1962年頃からFMラジオの生産量が増化。1969年にはNHKがFMの全国放送を開始したことから、日本国内市場向けの販売量も急激に増加し、FMラジオの生産台数がAMラジオの生産台数を超えました。1970年代になるとコンパク設計のポケットラジオにAM/FM 2バンドを備えた新機種が次々と登場しました。
AM放送は従来のケース内蔵バーアンテナで良いものの新たにFM放送受信用のロッドアンテナ(イヤホンのケーブル線をアンテナ代用する機種もあります)が付くようになりました。松下電器は丸いぼってりとした先端のロッドアンテナ、ソニーは先端に赤い球体が付いたロッドアンテナだったり、設置に一工夫されたロッドアンテナなどが採用されていました。このシャープについては極平凡なロッドアンテナがスッーと上部に伸びます。
FMを受信するためのアンテナですが、電波の状態が良いところでは局によってはロッドアンテナを畳んだ状態で受信出来る場合もあります。
▼電池は乾電池を2本ずつ上下に挿入するため、少々厄介です。特に下段はギチギチのスペースで押し込む感じです。この電池フォルダーの直ぐ横になぜかコンデンサー等の電子部品があり、サイズ的にスペースの確保が出来なかったようです。
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