現在の鉄2号の受信室にはLAFAYETTE model KT-320がある。何を隠そう9R59のOEM製品である。どういう経緯を経たのかわからぬが逆輸入したことになる。付録についていた『CQ出版9R59とTX88A物語(高田継男著)』を見ればなんともシンプルな受信機である。これがものすごく調子がいい。
OTTOだったかなあ。いい製品です。ラジカセもそれに右にならえですよ。70年代のラジカセは全部が高級品だった。「SONY WALK MAN」以後は、小さくすればいいという考えになったようだ。三洋の「おしゃれなテレコU4」もいい。ぼくはAIWAのラジカセ「CTS-35」を現在の「みやこメッセ」(旧京都勧業会館)でオーディオフェアが行われた時に購入。「まだ新しい製品でカタログにも載っていない」と担当者に聞いた。すでに80年代、ステレオラジカセも当たり前の時代に突入していた。だが(それから5年後)にコンパクトディスクプレイヤー「SONY D-50」が発売されるとものすごく興奮した。
TFM-2000Fを僕は「ソニーさん」と名づけました。お気に入りのラジオになりました。
面白いことに、いまのマンションでの室内に設置したアンテナではトロピカルバンドはあきらめていましたが、sw1で3480KHZ「Voice of the people」つまり人民の声ですか。地下局ですね。これが良好です。CRI、台北、ピョンヤン、KBSの日本語放送やラジオジャパンNHKの日本語放送はこれで楽しんでいます。商品説明ではsw3が確認済みでしたが(sw4は時期的にきついです)FMもふくめて全バンド使えます。